200万円トラリピの設定を公開!イモラ家が選んだ4つの通貨ペアは?

トラリピ

イモラ家では、2019年8月からマネースクエアのトラリピで200万円の運用を開始しました。

200万円という大金なのでロスカットに遭わないことを重視していますが、かと言って、過度にリスクを抑えすぎると運用している意味がない…。

そんな葛藤の中、とりあえず大きな運用方針としては、

トラリピの運用方針

リーマンショック時の為替変動までは耐えられる程度のリスクに抑えつつ年利10%を目指す!

ということを掲げています。

この記事では、上記運用方針を踏まえて決定した我が家のトラリピ設定を公開するとともに、どのように通貨ペアを決めたかについてお話したいと思います。

200万円トラリピの設定

イモラ
イモラ

200万円トラリピの設定、これでどう?

イモコ
イモコ

細かいことはわからないから任せまーす。

私が決めた200万円トラリピの設定は下の表のとおりです。

200万円を1つの通貨ペアに全額投入することももちろん可能ですが、そうすると、その通貨ペアの値動きの影響を大きく受けることになるので、安定的な運用が難しくなります。

そこで、200万円を次の4つの通貨ペアで運用することにしました。

トラリピ200万円運用の通貨ペア
  • CAD/JPY(カナダドル/円)
  • AUD/JPY(豪ドル/円)
  • NZD/USD(NZドル/米ドル)
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)

複数の通貨ペアに分散投資すれば、ある通貨ペアで想定していたロスカットレートに達しても、ほかの通貨ペアの余裕資金でロスカットを回避できるというリスク低減効果が期待できます。

ただし、分散投資によるリスク低減効果を期待してロスカットレートを最初から甘めに設定すると、リスク管理の緩みにつながりますので気をつけましょう。

「リーマンショック時の為替変動までは耐えられる」という運用方針を反映するため、リーマンショック以降の最安値・最高値がロスカットレートとなるように調整しています。

上の表では、ロスカットレートのカッコの中に、下のグラフに示す2008年のリーマンショック以降の最安値・最高値を記載しています。

CAD/JPY、AUD/JPYの2006~2019年のチャート
NZD/USD、MXN/JPYの2006~2019年のチャート

リーマンショックを超えるような為替変動が起きた場合は、ロスカットを甘んじて受け入れるか、追加資金を投入するかの選択を迫られることになります。

ロスカットレートの調整や必要な運用資金の算出の仕方については、こちらの記事で詳しく説明しています。

運用資金の合計が200万円を超えている理由

実は、上の表の『運用資金』を合計すると、今回の運用資金である200万円を超えています。この理由がパッとわかる人は、すでにトラリピについてかなり勉強されているはず。

答えはNZD/USDの運用条件にあります。

NZD/USDでは、レンジの下半分に買いのトラップを仕掛け、上半分に売りのトラップを仕掛ける『ハーフ&ハーフ』と呼ばれる戦略を採用しています。

イモコ
イモコ

ピザ?

ハーフ&ハーフでは、買いと売りのポジションが同時に成立することはないので、必要資金は片方の分だけで済ませることができ、買いと売りを合わせた広いレンジで利益が狙えます。

今回のケースでは、売りトラリピの運用資金がほうが大きくなるので、売りトラリピに必要な91万円がNZD/USDをハーフ&ハーフで運用するのに必要な資金ということになります。

改めて見てみると、運用資金の合計は、

36万+45万+91万+28万=200万円

と、ピッタリ200万円になっていますね。

ハーフ&ハーフで運用しないのはなぜ?

ところで、「なぜ、CAD/JPY、AUD/JPY、MXN/JPYはハーフ&ハーフで運用しないの?」と疑問に思った人、いませんか?

その答えは、「売りのマイナススワップがイヤだから」です。

トラリピで実績を上げている人の中には、マイナススワップをあまり気にしていない人もいます。

ですが、長期間ポジションを保有することもあり得るトラリピで、少額と言えども毎日マイナススワップが引かれていくのは、私的には精神衛生上よろしくありません。

なので、ハーフ&ハーフで運用するのは、マイナススワップが比較的小さいNZD/USDだけにしています。

イモラ
イモラ

マイナススワップは性格的に耐え難いんだよね…。

各通貨ペアを選んだ理由は?

次に、各通貨ペアを選んだ理由についてお話ししたいと思います。

CAD/JPYを選んだ理由

私が真っ先にトラリピでの運用に組み入れることを決めた通貨ペアがCAD/JPYです。

CAD/JPYを選んだ主な理由は以下のとおり。

CAD/JPYを選んだ理由
  • レンジ幅が狭い
  • 割安水準と考えられる
  • スワップがもらえる

最初の「レンジ幅が狭い」というのは、CAD/JPYの一番大きなメリットだと思います。リーマンショック以降のカナダドルは68~107円の間で動いており、そのレンジ幅は約40円です。

これに対し、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドルのレンジ幅は軒並み50円以上となっているので、カナダドルのレンジ幅の狭さが際立っています。

仮にレンジ幅全体をトラリピでカバーしようとすると、レンジ幅が狭いほうが必要な運用資金は少なくて済みます。すなわち、レンジ幅が狭い通貨ペアは資金効率がいいのです。

2点目ですが、200万円トラリピの設定を検討していた2019年7月時点でカナダドルは82円代と、ロスカットレートの68円と比べると14円しか下落余地がありませんでした。

このように、割安水準のところから買いトラリピを始めれば、ロスカットレートを調整するのに必要な運用資金は少なくて済み、当初の資金効率を上げることができます。

同じ時点で豪ドルの下落余地は20円、米ドルやユーロだと30円以上あったので、カナダドルは買いトラリピを始めるにあたってかなり有利な条件だったのです。

最後に、大したことはありませんが、スワップ(1万通貨で14~15円)がもらえるというオマケもうれしいですね。

NZD/USDを選んだ理由

CAD/JPYの次に選んだのが、NZD/USDというドルストレートの通貨ペアです。

NZD/USDを選んだ理由
  • ドルストレートの通貨ペアだから
  • ハーフ&ハーフで運用しやすい(マイナススワップが小さい)

クロス円の通貨ペアばかりだと、円高が進んだときに一気に損失が膨らむというリスクがあります。

ドルストレートの通貨ペアであるNZD/USDを取り入れることで、値動きの分散効果が大きくなり、より安定的な運用が期待できます。

また、NZD/USDはマイナススワップが比較的小さいので、ハーフ&ハーフで運用するのに抵抗感が少ないのもプラスポイントです。

AUD/USDという通貨ペアもNZD/USDと特徴が似ているのですが、NZD/USDのほうがレンジ幅が狭かったのでこちらに決めました。

私の選んだ通貨ペアの中で唯一のドルストレートなので、資金配分をほかのクロス円の通貨ペアと比べて約2倍にし、トラップ密度を高めにしています。

イモラ
イモラ

NZD/USDとAUD/USDで半々にしてもよかったかな…。

MXN/JPYを選んだ理由

今回選んだ通貨ペアの中で、一番リスクが高いと思われるのがMXN/JPYです。

MXN/JPYを選んだ理由
  • スワップが高い

トラリピ向きの通貨ペアというのは、レンジ相場(一定のレンジ内を上下する相場)を形成している通貨ペアです。

メキシコペソは、長期のチャートで見ると右肩下がりなので、ひょっとしたらこの先も下がり続け、トラリピ不適格の烙印が押されるかもしれません。

ただ、チャートの期間を短くすると、きれいなレンジ相場を形成しているので、試しに始めてみることにしました。

MXN/JPYの長期チャートと短期チャート

メキシコペソは南アフリカランド、トルコリラと並んで、高金利通貨としてスワップ運用で人気の通貨の1つです。

トラリピでスワップ収益を狙うのは邪道かもしれませんが、うまくいけば「売買利益+スワップ」で高い利回りが得られるかもしれないので選びました。

なお、メキシコペソもリーマンショック以降の最安値である4.9円を一応ロスカットレートに設定していますが、メキシコペソがこのロスカットレートを下回ることは十分にあり得ると思います。

そのときは、ほかの通貨ペアの運用状況を見ながら、必要に応じて資金を追加投入することになると思います。

AUD/JPYを選んだ理由

迷った挙句、最後に選んだ通貨ペアがAUD/JPYです。

AUD/JPYを選んだ理由
  • 割安水準と考えられる
  • スワップがもらえる

豪ドルを選んだ理由は、カナダドルを選んだ理由とほぼ同じです。

豪ドルもカナダドルと似たような値動きをしがちなので、リスク分散という意味では効果が薄いと思っています。

本当は、最後の通貨ペアは、EUR/USDのように上記3つの通貨ペアと相関の低そうな通貨ペアにしたかったのですが、今の水準だとEUR/USDは買いで始めることになります。

しかし、EUR/USDの買いはマイナススワップが大きくて、とても手を出す気にはならないので、AUD/JPYで落ち着いたというわけです。

個人的に豪ドルとの付き合いが長く、なんとなく取っつきやすいというのもありました。

年利10%は可能なの?

さて、我が家のトラリピ設定で果たして年利10%が達成できるかどうかですが、こればっかりはやってみないことにはわかりません。

しかし、私自身が過去にトラリピをやっていた経験と、トラリピの諸先輩方の実績を見て判断する限り、年利10%はまあ達成できるのではないかと考えています。

半年ほどやって目標の10%に明らかに到達しなさそうなペースなら、もう少しリスクを取って利回りを追求することも検討するつもりです。

以上、今回はトラリピ200万円運用の設定についてお話してきました。今後、定期的に運用状況を報告したいと思いますので、お楽しみに!

イモラ
イモラ

設定完了!さあ、どうなることやら。

イモコ
イモコ

とりあえず、お疲れ様~。

マネースクエア
\裁量トレードが苦手でもこれなら勝てる!/