トラリピで200万円運用するのに選んだ通貨ペアと運用条件は?

トラリピで200万円運用。通貨ペアと運用条件は?トラリピ

イモラ家では、2019年8月からマネースクエア のトラリピで家計のお金200万円の運用を始めました。

200万円という大金なのでロスカットに遭わないことを重視していますが、かと言って、リスクを抑えすぎても面白くない…。

そんな葛藤の中、トラリピの運用方針としては、

トラリピの運用方針
  • 目標利回りは月利1%(複利運用で年利12.7%)
  • ロスカットレートがリーマンショック以降の最安値(最高値)となるように資金管理
  • 毎月トッピングリピートを実施

ということを掲げています。

イモラ
イモラ

無理のない運用を心がけています。

来月から始める予定の『トッピングリピート』については、こちらの記事に詳しく書いています。

この記事では、上記運用方針を踏まえて決定した我が家のトラリピの運用条件を公開するとともに、どのように通貨ペアを選んだかについてもお話したいと思います。

「そもそもトラリピって何?」という人は、こちらの記事を先にどうぞ。

トラリピの運用条件

我が家のトラリピの運用条件は次のように決めました。

基本トラリピの運用条件
基本トラリピの運用条件

『基本トラリピ』という言い方をしているのは、今後予定している『トッピングリピート』と区別するためです。

200万円を1つの通貨ペアに全額投入すると、その通貨ペアの値動きの影響を大きく受けることになるので、安定的な運用が難しくなります。

そこで、200万円を次の4つの通貨ペアで運用することにしました。

トラリピで運用する通貨ペア
  • CAD/JPY(カナダドル/円)
  • AUD/JPY(豪ドル/円)
  • NZD/USD(NZドル/米ドル)
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)
イモコ
イモコ

米ドル/円は入ってないのね。

複数の通貨ペアに分散投資すれば、1つの通貨ペアでロスカットレートに達しても、ほかの通貨ペアの余裕資金でロスカットを回避することができます。

ただし、分散投資による効果を期待してロスカットレートを最初から甘めに見積もると意味がありません。

そこで、イモラ家では、リーマンショック以降の最安値・最高値がロスカットレートとなるように運用条件を調整しています。

これによって、リーマンショックを超えるような大きな値動きが生じない限りは、ロスカットにならずに運用を続けることができると考えています。

イモコ
イモコ

かなり安全な運用ってこと?

イモラ
イモラ

そう考えていいと思うよ。

上の表のロスカットレートの欄にカッコ書きで記載しているのが、リーマンショック以降の最安値・最高値です。

参考までに2006~2019年までの各通貨ペアの長期チャートを載せておきます。リーマンショックは2008年に起きました。

CAD/JPY、AUD/JPYの2006~2019年のチャート
CAD/JPY、AUD/JPYの2006~2019年のチャート
NZD/USD、MXN/JPYの2006~2019年のチャート
NZD/USD、MXN/JPYの2006~2019年のチャート

ロスカットレートの調整については、こちらの記事で詳しく説明しています。

運用資金が200万円を超えているのはなぜ?

実は、上の表の運用資金を合計すると200万円を超えています。この理由がパッとわかる人は、すでにトラリピについてかなり勉強されているはず。

答えはNZD/USDの運用条件にあります。

NZD/USDでは、レンジの下半分に買いトラリピを仕掛け、上半分に売りトラリピを仕掛ける『ハーフ&ハーフ』と呼ばれる戦略を採用しています。

ハーフ&ハーフでは、買いと売りのポジションが同時に成立することはないので、運用資金は片方の分だけで済ませることができます。

ハーフ&ハーフなら、運用資金を抑えつつ、買いと売りを合わせた広いレンジで利益を狙えるというわけです。

今回のケースでは、買いトラリピよりも大きい売りトラリピの運用資金91万円が、NZD/USDをハーフ&ハーフで運用するのに必要な資金ということになります。

改めて運用条件を見てください。

基本トラリピの運用条件
基本トラリピの運用条件

実質的な運用資金の合計は、

36万+45万+91万+28万=200万円

と、ピッタリ200万円になります。

ハーフ&ハーフで運用しないのはなぜ?

「なぜ、NZD/USD以外はハーフ&ハーフで運用しないの?」と疑問に思った人、いませんか?

その答えは、「売りのマイナススワップがイヤだから」です。

トラリピで実績を上げている人の中には、マイナススワップをあまり気にしていない人もいます。

ですが、長期間ポジションを保有することもあり得るトラリピで、少額と言えども毎日マイナススワップの分だけ資金が削られるのは、私的には耐え難いのです…。

なので、ハーフ&ハーフで運用するのは、マイナススワップが比較的小さいNZD/USDだけにしています。

イモラ
イモラ

マイナススワップはどうも耐えられないんだよね…。

トラリピの通貨ペアはどうやって選んだ?

次に、各通貨ペアを選んだ理由についてお話ししたいと思います。

CAD/JPYを選んだ理由

私が真っ先にトラリピでの運用に組み入れることを決めた通貨ペアがCAD/JPYです。

CAD/JPYを選んだ主な理由は以下のとおり。

CAD/JPYを選んだ理由
  • レンジ幅が狭い
  • 割安水準と考えられる
  • スワップがもらえる

最初の「レンジ幅が狭い」というのは、CAD/JPYの一番大きなメリットだと思います。

リーマンショック以降のカナダドルは68~107円の間で動いており、そのレンジ幅は約40円です。

これに対し、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドルのレンジ幅は軒並み50円以上となっているので、カナダドルのレンジ幅の狭さが際立っています。

同じ運用資金で比較すると、レンジ幅が狭い通貨ペアのほうが、レンジ全体に対してトラリピでカバーできる割合が大きくなるので、資金効率がアップします。

2点目ですが、運用条件を検討していた2019年7月時点でカナダドルは82円台と、ロスカットレートの68円までの下落余地が14円でした。

同じ時点で豪ドルの下落余地は20円、米ドルやユーロだと30円以上あったので、カナダドルの下落余地はかなり小さく、割安な水準だと判断しました。

割安水準のところから買いトラリピを始めれば、必要な運用資金は少なくて済み、当初の資金効率を上げることができます。

最後の理由はオマケみたいなものですが、1万通貨で14~15円がもらえるのは悪くないですよね。

イモコ
イモコ

真っ先にカナダドルを選ぶって意外な感じ。

イモラ
イモラ

CAD/JPYはトラリピでは結構人気があるんだよ。

NZD/USDを選んだ理由

CAD/JPYの次に選んだのが、NZD/USDというドルストレートの通貨ペアです。

NZD/USDを選んだ理由
  • ドルストレートの通貨ペアだから
  • ハーフ&ハーフで運用しやすい(マイナススワップが小さい)

クロス円の通貨ペアばかりだと、円高が進んだときに一気に損失が膨らむというリスクがあります。

ドルストレートの通貨ペアであるNZD/USDを取り入れることで、値動きの分散効果が大きくなり、より安定的な運用が期待できます。

また、NZD/USDはマイナススワップが比較的小さいので、ハーフ&ハーフで運用するのに抵抗感が少ないのも加点ポイントです。

AUD/USDという通貨ペアもNZD/USDと特徴が似ているのですが、NZD/USDのほうがレンジ幅が狭かったのでこちらに決めました。

私の選んだ通貨ペアの中で唯一のドルストレートなので、資金配分をほかのクロス円の通貨ペアと比べて約2倍にし、トラップ密度を高めにしています。

イモラ
イモラ

ドルストレートはあまりなじみがないけど初トライ!

MXN/JPYを選んだ理由

今回選んだ通貨ペアの中で、一番リスクが高いと思われるのがMXN/JPYです。

MXN/JPYを選んだ理由
  • スワップが大きい

トラリピ向きの通貨ペアというのは、レンジ相場(一定のレンジ内を上下する相場)を形成している通貨ペアです。

メキシコペソは、長期のチャートで見ると右肩下がりなので、ひょっとしたらこの先も下がり続け、トラリピ不適格の烙印が押されるかもしれません。

ただ、チャートの期間を短くすると、きれいなレンジ相場を形成しているので、試しに始めてみることにしました。

MXN/JPYの長期チャートと短期チャート
MXN/JPYの長期チャートと短期チャート

メキシコペソは南アフリカランド、トルコリラと並んで、高金利通貨としてスワップ運用で人気の通貨の1つです。

トラリピでスワップ収益を狙うのは邪道かもしれませんが、うまくいけば「売買利益+スワップ」で高い利回りが得られることを期待して選びました。

メキシコペソも、リーマンショック以降の最安値である4.9円を一応ロスカットレートに設定しています。

しかし、メキシコペソがこのロスカットレートを下回ることは長期チャートを見ると十分にあり得る話です。

4.9円を下回ったときには、ほかの通貨ペアの運用状況を見ながら、必要に応じて資金を追加投入することになると思います。

イモコ
イモコ

メキシコペソってなんとなく心配…。

AUD/JPYを選んだ理由

迷った挙句、最後に選んだ通貨ペアがAUD/JPYです。

AUD/JPYを選んだ理由
  • 割安水準と考えられる
  • スワップがもらえる

豪ドルを選んだ理由は、カナダドルを選んだ理由とほぼ同じです。

豪ドルもカナダドルと似たような値動きをしがちなので、リスク分散という意味では効果が薄いと思っています。

本当は、最後の通貨ペアは、EUR/USDのように上記3つの通貨ペアと相関の低そうな通貨ペアにしたかったのですが、今の水準だとEUR/USDは買いで始めることになります。

しかし、EUR/USDの買いはマイナススワップが大きくて、とても手を出す気にはならないので、AUD/JPYで落ち着いたというわけです。

個人的に豪ドルとの付き合いが長く、なんとなく取っつきやすいというのもありました。

イモラ
イモラ

AUD/JPYを選んだ確固たる根拠はありません(笑)。

年利10%は可能なの?

さて、我が家の運用条件で果たして目標の月利1%(複利運用で年利12.7%)が達成できるかどうかですが、こればっかりはやってみないことにはわかりません(笑)。

しかし、私自身が過去にトラリピをやっていた経験と、トラリピの諸先輩方の実績を見て判断する限り、年利10%は狙える感じなので、月利1%はほどよい目標かと思います。

半年ほどやって目標利回りに明らかに到達しなさそうなペースなら、もう少しリスクを取って利回りを追求することも検討するつもりです。

最後に、イモラ家のトラリピの運用実績や運用履歴はこちらの記事で公開していきますので、よかったらまた見てください。

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