早いもので新年が明けて、早くも2週間が経ちました。
各FX会社から昨年の運用報告書が出そろったので、2019年の資産運用の成績をまとめておこうと思います。
資産運用に関して昨年の一番大きな出来事と言えば、家計のお金の運用を始めたことです。
これまでは私イモラのヘソクリの範囲で好き勝手にいろんな運用をしてきましたが、妻イモコをせっついて家計のお金の一部もFXで運用することになったのです。

「これは簡単に譲れない」って強気だったわよね~。

だって、銀行にお金を預けておくなんてバカらしいもん!
保守的なイモコがしぶしぶながらも承諾してくれことは感謝ですが、果たして家計のお金の運用はうまくいったのか、また、私のヘソクリ運用はどうなったのか?
2019年の運用成績と2020年の運用方針と目標についてまとめてみました。
2019年の総利益は656,626円
裁量トレードが苦手な私には、トラリピやトライオートFXといったリピート系自動売買のほうが向いているので、2019年は自動売買をメインに運用しました。
自分のヘソクリでは、自動売買のほかにも、メキシコペソのスワップ投資、トルコリラのスワップサヤ取り、ユーロズロチのスワップサヤ取り、米国VIの売りトレードをやりました。
幸い、どのトレードでも損をすることはなく、総利益は656,626円となりました!

年平均で400~500万円程度の資金を使ってトレードしてたので、年利では大体15%程度の運用ができたと思います。
なお、ここでは、税制上『先物取引に係る雑所得等』に該当する利益のみ取り上げており、NISA、iDeCo、仮想通貨の損益は含めていません。
順番に各運用を振り返ってみたいと思います。
トラリピ
トラリピは以前から運用しており、「これを使えば安定的な運用ができる!」と思ったのが、家計のお金の運用も考え始めたきっかけです。
トラリピでは家計のお金(初期投資200万円+毎月5万円)を運用していますが、2019年の平均月利は1.1%と、目標利益率の月利1%(年利12.7%)を見事クリアできました!

トラリピでは、AUD/JPY、CAD/JPY、GBP/JPY、MXN/JPYを運用しています。
マイナススワップがひどかったNZD/USDを損切りして、代わりにやんちゃなGBP/JPYの運用を始めたのが、今のところは功を奏しています。
また、我が家のトラリピ運用では、毎月の追加資金5万円と前月の利益を使ってトラップを追加する『トッピングリピート』を毎月行っています。
トッピングリピートによって複利の力を利用することができるので、みなさんにもオススメの方法です。
トライオートFX
トライオートFXでは、1年を通して私のヘソクリを200万程度運用していましたが、約26万の利益が出ました。年利はざっくりと13%程度でしょうか。
トライオートFXでの運用手法は基本的にトラリピと同じで、成績もトラリピと同じ程度となりました。

トライオートFXでは、AUD/JPY、CAD/JPY、EUR/GBPを運用しています。
光栄なことにインヴァスト証券の『認定ビルダー』に選んでいただき、私が作成した『3通貨ペア長期運用プラン』が昨年末よりリリースされています。
私が作成した『3通貨ペア長期運用プラン』は、ここだけの話、広いレンジに細かく注文を仕掛けたものにすぎず、特別な工夫はありません(笑)。
あくまで、このプランに含まれている注文をベースに、各人がアレンジすればよいという考えで作ったものです。
私自身も今後は『3通貨ペア長期運用プラン』をベースに、値幅やレンジなどをいろいろ変えながら、もう少し高い利益率を追求していくつもりです。
メキシコペソのスワップ投資
昨年の運用で利益率が断トツに素晴らしかったのが、セントラル短資FXでのメキシコペソのスワップ投資です。
2019年5月から50万円で運用を開始し、12月に全ポジションを利確して15万円弱の利益が出ました。年利にしてなんと43.8%!
ただ、セントラル短資FXでのスワップが落ちてきて、FXプライムbyGMOのほうが好条件となっているので、今年から乗り換えました。
…と準備万端だったのですが、5.7円で10万ペソ購入できたあとはメキシコペソがうなぎのぼりとなり、追加購入をしそびれている状態です(泣)。
1月中はFXプライムbyGMOでメキシコペソのスプレッドが大幅縮小(1.9銭→0.9銭)されるキャンペーンもやっているので、早く買い増したいところです。
トルコリラのスワップサヤ取り
GMOクリック証券のFXネオとクリック365でトルコリラのスワップサヤ取りに挑戦してみたところ、9万円弱の利益を得ることができました。
同一通貨ペアのスワップサヤ取りは、一方に大きくレートが動いた場合に、含み益が出ている口座から含み損が出ている口座に資金を移動させる必要があります。
このとき、買いの口座と売りの口座が別々のFX会社だと、資金移動がかなり面倒です。資金移動に時間もかかります。
その点、GMOクリック証券を使えば、FXネオとクリック365の口座間の振替で資金移動ができるので非常に楽でした。一瞬で終わりますしね。
2018年のトルコリラショックで資金を溶かしたトラウマのせいか(苦笑)、ちょっとした値動きでビクビクしてしまう状態だったので、GWの連休前には撤退しました。
ユーロズロチのスワップサヤ取り
FXプライムbyGMOでユーロズロチのサヤ取りをやってみましたが、3万円ほどの利益で早々に撤退しました。
異なる通貨ペア間でのサヤ取りは、リスク管理がやりにくいという印象を持ちました。
始めてまもなくスワップ差が小さくなり、サヤ取りの旨みがなくなってきたので、為替差益が出たタイミングで全決済しました。
米国VI(VIX指数)の売りトレード
GMOクリック証券のCFD口座で、米国VIが上がったタイミングで売りを仕掛けるというトレードを一時期やってみました。
米国VIはVIX指数(恐怖指数)と連動しているので、リスクオフ相場になったときに上昇する傾向があります。
しかし、リスクオフの際には円高となりやすく、トラリピやトライオートFXで私が運用しているクロス円の通貨ペアの含み損が増える時期と重なりがちです。
評価損が増えていくタイミングで、米国VIを積極的に売っていく勇気は私にはなく、お試しトレードを数回して撤退しました(笑)。
2020年もトラリピとトライオートFXをメインにします
2019年はいろんなトレードを試してみましたが、改めて私にはトラリピやトライオートFXといったリピート系自動売買が向いていることを再確認しました。
2020年も引き続き、トラリピでは家計のお金(元本200万円+毎月5万)を、トライオートFXではヘソクリ(元本300万)を運用していく予定です。

トラリピの運用資金もう少し増やさない?

検討しておきます。
トラリピでは基本的に設定は変えずに、トッピングリピートを淡々と続けることで、複利の効果を享受しながらコツコツと利益を積み重ねていくつもりです。
トライオートFXでは、運用開始後に各注文の停止・再稼働が自在にできるので、いろいろ試行錯誤しながら利益率の向上を積極的に求めていこうと思います。
メキシコペソのスワップ投資は今年も是非やりたいですが、今はメキシコペソが下がってくるのを待っている状態です。
同じスワップ投資でも、サヤ取りはなんとなくまどろっこしいというか、あまり性に合わなかったので多分やりません(笑)。
米国VIに関しては、「買いトレードならほかの運用とのリスク分散にいいのでは?」なんてことを考えているので、何かやってみるかもしれません。
2020年は運用利益150万円を目指します!
最後に、今年の目標利益を立てておこうと思います。
- トラリピ(家計のお金の運用)で50万円!
- トライオートFX、スワップ投資など(ヘソクリの運用)で100万円!
昨年の実績よりもう少しがんばらないと実現できない、やや厳しめの目標としておきましたが、不可能な額ではないと思います。
2020年はこの数字を見据えながら資産運用を行っていきたいと思います。