トラリピ大好きトラリパーのイモラです。
今回は久しぶりにメキシコペソのスワップ投資のお話です。
過去には南アフリカランドとトルコリラのスワップ投資で失敗しましたが、2019年ははじめてメキシコペソのスワップ投資で好成績を残すことができました。
そのことに気をよくし、2020年も100万円を元手にFXプライムbyGMOでメキシコペソのスワップ投資にチャレンジしました。
先日、このメキシコペソのスワップ投資を全決済して終了したので、その運用成績を公開したいと思います。
メキシコペソのスワップ投資の運用成績
あまり引っ張ってもアレなので、先に結果をさらけ出しますね(笑)。
- 元本:1,000,000円
- スワップ益:123,650円
- 為替損益:-123,070円
- 損益合計:580円
- 利益率:年利0.06%

銀行に預けておくほうがよかったんじゃない?

…。
コロナショックで「ロスカットになるかも!」ぐらいのリスクまで冒したのに、オリックス銀行の2週間定期預金の金利0.1%に負けてしまいました(泣)。
しかし、ポジティブに捉えれば、コロナショックで最安値更新、スワップが半分以下になったのに、元本を回収できただけヨシということで!
以下では、ツイートとともに今年のメキシコペソのスワップ投資の様子を振り返っています。
お時間のある人はどうぞお付き合いください(笑)。
2020年のメキシコペソ・スワップ投資の振り返り
2020年初頭、メキシコペソは絶好調でした。2019年の最高値を超えて、一時6円に達したぐらいですからね。
「いい買い時が見つからない」という悩みを持ちながらのスワップ投資のスタートとなりました。
仕込んだポジションもすぐに含み益が大きくなる状態で、0.2円上がれば利確するようにしてました。
スワップ投資というよりスイングトレードでしたね(苦笑)。
しかし、スイングトレードで利益が出せたのも束の間。
3月に入ってコロナショックが始まると、レートは下がる一方。それでも、当初は「ここが買い時!」と買い足す余裕も…。
ところが、史上最安値の4.9円を下回ると雰囲気は一変。
「まったく底が見えない!」という状況に恐怖を覚え、少し値を戻したタイミングで一部損切りを行ったりもしました。
メキシコペソが4円台前半になっても、大きく買い足す勇気はなく、細かい利益を狙って手動トラリピを始めることに。
この手動トラリピでスワップの低下分ぐらいは補えましたが、大きな含み損に対しては焼け石に水の状態。
6月に4.9円を超えたところで手動トラリピを終了し、通常のスワップ投資に戻ることにしました。
ときどき買い足すのを忘れるぐらい存在感が薄くなっていましたが、11月26日についに元本を回収できる水準に至ったのを確認。
ここで全決済して2020年のメキシコペソ・スワップ投資を終えました。
このまま続けることも検討したのですが、最近の実体経済に反した株価の上昇などが不気味なので、現金比率を高めておくことにしました。
スワップ投資は「買って放置しておくだけ」なのですごく簡単そうに思えますが、その買い時・売り時の判断は裁量トレードと同じ難しさがあります。
また、メキシコペソは高金利通貨の中では比較的安定しているものの、コロナショックでの暴落は本当に恐怖でした。
というわけで、ひとまず高金利通貨のスワップ投資からは手を引こうと思います。
なお、トラリピでもメキシコペソの運用を行っていますが、こちらも現在手仕舞いに向けて粛々とポジションを減らしています。
さらば、メキシコペソ。さらば、高金利通貨。

とか言ってまた手を出すかもしれませんが(笑)。
なお、もしメキシコペソのスワップ投資をするなら、スプレッドも狭く、コロナショックでも安定感のあるスワップを提供していたセントラル短資FXをオススメします。