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両建てトラリピは意味ナシ?!オージーキウイを『コアハーフ戦略(ダイヤモンド戦略)』に変更!

両建てトラリピは意味ナシ?!『コアハーフ戦略』とは?トラリピ

トラリピ大好きトラリパーのイモラです。

トラリピをやっている人なら、「両建てにすれば利益2倍でウハウハなのでは?」と一度は誰でも考えたことがあるのではないでしょうか?

そういう私もオージーキウイ(豪ドル/NZドル)では、一部を両建てトラリピとした『コアレンジ戦略』で運用していました。

しかし、よくよく考えてみると、トラリピで両建てにすることにはメリットがないのではないかと思うようになってきました。

そこで、豪ドル/NZドルのコアレンジ戦略をやめて、ハーフ&ハーフの進化版『コアハーフ戦略』に変更することに!

イモラ
イモラ

『コアハーフ戦略』は私が名付けました(笑)。

なお、後日気が付いたのですが、マネースクエアで同様の戦略が『ダイヤモンド戦略』という名前で紹介されていました。収益率はNo.1のようです。

この記事では、コアレンジ戦略とコアハーフ戦略を比較しながら、いかにコアハーフ戦略が優れているかについて説明します。

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『コアレンジ戦略』とは?

『コアレンジ戦略』とは、買いトラリピと売りトラリピを重複させて、一部を両建てとする運用手法です。

イモラ
イモラ

トライオートFXでは『コアレンジャー』という名前が使わています。

私の場合、豪ドル/NZドルを以下のような条件のコアレンジ戦略で運用していました。

豪ドル/NZドルの運用条件(コアレンジ戦略)
豪ドル/NZドルの運用条件(コアレンジ戦略)
豪ドル/NZドルの運用レンジ(コアレンジ戦略)
豪ドル/NZドルの運用レンジ(コアレンジ戦略)

このように1.04~1.10ドルで両建てとしたのは、このレンジで過去数年にわたって何度もレートが上下しているからです。

このレンジで両建てしておけば、上がっても下がっても利益が得られ、利益の拡大が見込めるのではないかと考えたのです。

しかし、このレンジで利益を増やすのにもっといい方法を見つけました。

それが『コアハーフ戦略』です。

ハーフ&ハーフの進化版『コアハーフ戦略』とは?

『コアハーフ戦略』とは、コアレンジ戦略の両建てレンジをハーフ&ハーフに変更し、注文数を倍にしたものです。

豪ドル/NZドルの運用レンジ(コアハーフ戦略)
豪ドル/NZドルの運用レンジ(コアハーフ戦略)

まず、両建てにしていたレンジ(1.04~1.10ドル)を、1.04~1.07ドルの買いトラリピと1.07~1.10ドルの売りトラリピからなるハーフ&ハーフに変更します。

しかし、これだと、両建てトラリピが買い・売りどちらかのトラリピに変わっただけなので、決済回数がおよそ半分に減ってしまいます。

そこで、もともと両建てにしていたレンジ(上のチャートで色が赤と青の濃い部分)では、値幅を半分にすることでトラップ数を倍にしています。

具体的には、1.04~1.07ドルの買いトラリピと1.07~1.10ドルの売りトラリピは、値幅を0.001ドルとしています。

これによって、1.04~1.10ドルのレンジを上下している間の決済回数を、コアレンジ戦略とコアハーフ戦略でほぼ同じにできるはず。

イモラ
イモラ

値幅は変えずに、注文金額を倍の2,000ドルにしてもOKです。

コアハーフ戦略に変更後の豪ドル/NZドルの運用条件はこのようになります。

豪ドル/NZドルの運用条件(コアハーフ戦略)
豪ドル/NZドルの運用条件(コアハーフ戦略)

メリットだらけのコアハーフ戦略

一部両建てのコアレンジ戦略からハーフ&ハーフの進化版であるコアハーフ戦略への変更はメリットだらけです!

コアハーフ戦略のメリット
  • 運用資金が少なくて済む
  • 含み損が小さくなる
  • 含み損がゼロになるタイミングがある

順番に説明していきます。

運用資金が少なくて済む

コアハーフ戦略はコアレンジ戦略よりも運用資金が少なくて済みます。

運用条件の表に示したように、コアレンジ戦略の運用資金が506,736円だったのに対し、コアハーフ戦略の運用資金は482,472円となっています。

その理由は、下の図を見てもらうとわかりやすいかと思います。

コアレンジ戦略とコアハーフ戦略でのトラップの比較
コアレンジ戦略とコアハーフ戦略でのトラップの比較

コアハーフ戦略は、コアレンジ戦略の両建てレンジの買いトラップを安値側に移動し、売りトラップを高値側に移動したと考えることができます。

イモコ
イモコ

「高値でたくさん売って、安値でたくさん買う」ってことね。

それゆえに同じリスク(ロスカットレート)であっても、コアハーフ戦略のほうが運用資金は少なくて済むのです。

含み損が小さくなる

コアハーフ戦略は、含み損が減少するというメリットももたらします。

それぞれの戦略での含み損を各レートごとに示したのが下のグラフです。

コアレンジ戦略での含み損
コアレンジ戦略での含み損
コアハーフ戦略の含み損
コアハーフ戦略の含み損
イモラ
イモラ

コアハーフ戦略のほうがどのレートでも含み損が小さくなってます。

含み損が小さくなる理由も、運用資金が少ない理由と同じです。

コアハーフ戦略は、「高値でたくさん売って、安値でたくさん買う」ので含み損が小さくなるのです。

含み損がゼロになるタイミングがある

コアレンジ戦略では、両建てを行っているので含み損がゼロになることはありません。

一方、コアハーフ戦略は、基本的にはハーフ&ハーフと同じなので、買いレンジと売りレンジの境界で含み損がゼロになります。

イモラ
イモラ

さっきの含み損のグラフでもそうなってます。

コアレンジ戦略で含み損がゼロにならなくても、累積利益を大きく伸ばせばそれほど気にならないだろうと考えていました。

でも、含み損がゼロになるタイミングがあるのなら、そのほうが出口戦略が立てやすいのでうれしいですよね。

コアハーフ戦略の注意点

以上のように、コアハーフ戦略は、コアレンジ戦略と同等の利益が期待でき、しかも、メリットだらけです。

イモコ
イモコ

両建てトラリピには意味がないってこと?

イモラ
イモラ

自分的にはそういう結論に至ったよ。

なお、短期的にはコアレンジ戦略のほうが成績がよくなることもあり得ます。

例えば、1.07ドル付近で運用開始してレートがしばらく下がった場合には、コアハーフ戦略では利益が出ませんが、コアレンジ戦略なら売りトラリピの利益が出ます。

しかし、次に反転上昇したときには、コアハーフ戦略が2倍のペースで利益を伸ばすので、ある程度の期間で見ると差はほとんどなくなると考えられます。

そもそも上記運用条件は、1.04~1.10ドルのレンジで上下を繰り返すということを前提として考えたものです。

この前提が崩れた場合には、コアレンジ戦略もコアハーフ戦略も見直しが必要になる点にはご注意ください。

以上、「コアレンジ戦略よりもコアハーフ戦略がオススメですよ」というお話でした。

イモラ
イモラ

自分なりに両建てトラリピに対する結論が出せてスッキリしました!

なお、運用条件の表に記載している運用資金は、自作の『トラリピ資金管理ツール(エクセル)』を使って求めています。

この資金管理ツールは、当ブログからマネースクエアの口座開設を行った場合のタイアップ特典としてプレゼントしていますので、よかったら手にしてみてくださいね。

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