毎日激しく変動する相場に自分の小心ぶりを思い知らされているイモラです。
先週はロスカットを避けるため、一部損切りや追加資金を投入することにしました。
しかし、相場は冷酷。
その後も円高は止まらず、マネースクエア、トライオートFX、FXプライムbyGMOでの含み損の合計が一時300万円を超えました(泣)。
先週の記事を書いた時点では「これでしばらく安心かな」と思っていたのに、一週間も経たないうちにその安心感は打ち砕かれました。
今週も損切りと資金投入を追加的に行ったので、2020年3月22日時点の運用状況について報告したいと思います。

損切りは今回で終わりにしたい…。
トラリピ:追加資金投入
マネースクエアのトラリピでは、先週の時点で74万円だった含み損が現時点で116万円に。一時150万円だったので、幾分マシにはなったんですが…。

トラリピの含み損が100万超えたから、念のためもう少し入金していい?

いいわよ。

は、はい。(意外と冷静なのね…)
妻イモコにも相談し、前回の80万円に加えてさらに70万円の追加資金を投入することにしました。
口座残高:4,127,319円(うち追加資金1,500,000円)
含み損:-1,160,792円
証拠金維持率:717%
今回の資金追加後のロスカットレートは以下のとおりです。
現在レート | 今回資金追加後の ロスカットレート | 前回資金追加後の ロスカットレート | |
---|---|---|---|
AUD/JPY(買い) | 64.3円 | 45円 | 50円 |
CAD/JPY(買い) | 77.2円 | 60円 | 63円 |
GBP/JPY(買い) | 129.2円 | 100円 | 106円 |
MXN/JPY(買い) | 4.54円 | 3.5円 | 4.0円 |
安全策をとりすぎのような気もしますが、「リーマンショックを超えるのでは?!」という恐怖を感じたこともあったので、その恐怖を打ち消すために追加入金しました。
トラリピに関しては損切りは行わずに、毎月のトッピングリピートを含め、今までどおり淡々と運用を続けるという方針を堅持します。
ちなみに、含み損の内訳はAUD/JPYが30万円、CAD/JPYが12万円、GBP/JPYが31万円、MXN/JPYが44万円となっています。
カナダドルの安定感(マシ具合)が突出しており、今後のクロス円の運用はCAD/JPYだけでいいのではないかと考えています。
また、マネースクエアには、AUD/NZD、EUR/GBPなどクロス円、ドルストレート以外の通貨ペアの導入を検討していただきたい!!

マネースクエアさん、ご検討よろしくお願いします!
トライオートFX:一部損切り&追加資金投入
トライオートFXでは、私が認定ビルダーとして作成した『3通貨ペア長期運用プラン』でAUD/JPY、CAD/JPY、EUR/GBP(売り)を250万円で運用しています。
そのほかに、以前に運用していたAUD/JPYとEUR/GBPのポジションが残っていました。
今回、以前の運用の残ポジションのうちEUR/GBPを損切りして86,200円の損失を確定させました。
また、前回の追加資金70万円に加えて30万円の追加資金をさらに投入しました。
トライオートFXの口座の現状はこのようになっています。
口座残高:4,147,142円(うち追加資金1,000,000円)
含み損:-1,092,526円
証拠金維持率:606%
新たな追加資金30万円によって、ロスカットレートはこのように改善されました。
現在レート | 今回資金追加後の ロスカットレート | 前回資金追加後の ロスカットレート | |
---|---|---|---|
AUD/JPY(買い) | 64.4円 | 45円 | 50円 |
CAD/JPY(買い) | 77.1円 | 62円 | 63円 |
EUR/GBP(売り) | 0.92ポンド | 1.02ポンド | 0.98ポンド |
トライオートFXでの運用で一番残念なのは、EUR/GBP(ユーロ/ポンド)の売りがクロス円の買いと同じような動きをしてしまっている点です。
そんな状況で一筋の光となってくれたのが、新しく運用を始めたAUD/NZD(豪ドル/NZドル)。
今の水準ならほとんどリスクなく運用ができるのではないかと考え、臨時的にAUD/NZDの運用を始めたのですが、これが功を奏しました。
トライオートFXでは極力損切りを行うつもりはなかったのですが、今回は恐怖心に負けて一部損切りする結果になってしまいました。

トライオートFXでの損切りは無念…。
メキシコペソ:両建てでリスクヘッジ
FXプライムbyGMOで行っているメキシコペソのスワップ投資の運用状況はこのようになっています。
口座残高:1,113,170円(うち追加資金200,000円)
含み損:-453,800円
証拠金維持率:610%
メキシコペソについては、先週20万ペソの損切りで185,160円の損失を確定するとともに、 20万円の追加資金を投入しました。
その結果、現在50万ペソの買いポジションを保有しており、ロスカットレートは3.3円となっています。
しかし、メキシコペソはすでにコロナショックで過去最安値を更新しており、今後明確なサポートは見当たりません。
悲観が過ぎるのかもしれませんが、「またいつ大きな暴落があってもおかしくない」という状況だと思っています。
「連休を心穏やかに過ごしたい」と思って連休前にとった策が売りポジションを保有することによるリスクヘッジ。両建てですね。
50万ペソの買いポジションに対して60万ペソの売りポジションを保有しており、もはやスワップ投資でも何でもありません(笑)。
不謹慎ですが、週明けにはメキシコペソが一旦窓を開けて大きく下落し、その後上昇に向かうというシナリオを夢見ています。

失敗に終わりそうな気がしてしょうがない…。
後日追記:結局、売りポジションはすぐに利確をしてしまい、リスクヘッジとして機能する間もありませんでした(笑)。
コロナショックのここまでの振り返り
今回のコロナショックを受けて反省点もあれば、まあまあうまく対処できたのではないかと思うこともあります。
いくつか挙げてみると、
- クロス円の通貨ペアの運用に偏りすぎた(これ致命的!)
- いろんな運用に手を出しすぎた
- メキシコペソを買い急ぎすぎた
- コロナショックの早い段階で現金比率を高めておいた(これは自分をほめたい!)
- 米国VIの損切りを早めにできた
- AUD/NZDのトレードをいいタイミングで始められた
といったあたりでしょうか。
「いつか暴落がくる」と思いながらも「まだ暴落は来ないだろう」という甘えで運用していたところがあります。
これを反省して、今後は『いつ暴落が来ても耐えられる運用方法・資金管理』を強く心がけたいと思います。
今はコロナショックの収束を願うばかりです。