トライオートFXの『コアレンジャー』と『ハーフ』の違いは?初心者にオススメなのはどっち?

トライオートFX
イモラ
イモラ

こんにちは!トライオートFXの『認定ビルダー』のイモラです。

インヴァスト証券のトライオートFXには、

  • プログラムを選ぶだけで簡単に自動売買が始められる『自動売買セレクト』
  • 自分好みの自動売買プログラムが簡単に作成できる『ビルダー機能』

という2つの人気商品があります。

ビルダー機能で自分好みのプログラムを作成するのは楽しいですが、初心者がいきなりトライするのは少し難しいかも…。

そこで、FX自動売買がはじめての初心者にオススメしたいのが自動売買セレクトです。

今回は、自動売買セレクトの中でも定評のある『コアレンジャー』『ハーフ』の特徴や違いについて説明し、どちらがオススメできるかについてまとめてみました。

先に結論を書いておくと、初心者ならハーフで運用を始めるのがいいと思いますよ。

ハーフとは?

ハーフもコアレンジャーもリピート系のFX自動売買のプログラムです。

新規注文と決済注文をセットにしたイフダン注文(IFD注文)を運用レンジ内にたくさん仕掛け、それを何度も繰り返すようにしたものです。

まずは、ハーフについて説明します。

ハーフでは、運用レンジを上下に分けたうえで、

ハーフとは?
  • 運用レンジの上半分に売り注文
  • 運用レンジの下半分に買い注文

が仕掛けられています。

ハーフはシンプルでわかりやすいと思いますが、よりイメージしやすいように、カナダドル/円のハーフの運用レンジをチャート上に記載してみました。

83.1円を中央値として書いていますが、正確には買い注文が75.4~83.0円に0.2円間隔で39本、売り注文が83.2~90.8円に0.2円間隔で39本仕掛けられています。

横のラインは注文をイメージして書いたものですが、本数や間隔は正確ではありませんのであしからず。

イモコ
イモコ

『ハーフ&ハーフ』なら聞いたことあるけど…。

イモラ
イモラ

『ハーフ』と『ハーフ&ハーフ』は同じ手法だよ。

ハーフのメリット

ハーフで運用する一番のメリットは、「資金効率がよい」ということです。

例えば、上に示したカナダドル/円の運用レンジ全体に買い注文または売り注文のみを78本仕掛けた場合と比較してみましょう。

買いのみまたは売りのみの場合、レンジが下抜けまたは上抜けすると、最大で78個のポジションを持つことになります。

一方、ハーフの場合、買い注文と売り注文が同時に成立することはあり得ないので、最大でも39個のポジションを持った状態にしかなりません。

考えられる最大ポジション数が半分になるので、同じ運用レンジでも少ない資金での運用が可能になるというわけです。

ハーフのメリット
  • 資金効率がよい

ハーフのデメリット

買いのみまたは売りのみで運用している場合は、運用レンジの片側でしかロスカットは発生しません。

この点、ハーフでは「運用レンジの上側でも下側でもロスカットになる可能性がある」というのが一応デメリットになるかと思います。

ただ、このハーフのデメリットは、ハーフの資金効率のよさを考慮すると相殺されます。

どういうことかと言うと、先ほど説明したように、同じ運用レンジならハーフは買いのみまたは売りのみで運用するよりも資金効率がいい分、余剰資金が生まれます。

この余剰資金によってロスカットを遠ざけることができるので、一概に「ハーフはロスカットが運用レンジの上下であり得るからリスクが大きい」とは言えなくなります。

それよりも、ハーフの確実なデメリットと言えるのが、「必ずマイナススワップで運用することになる」ということです。

ある通貨ペアのスワップは、買いと売りのどちらかでは必ずマイナスとなるので、買いと売りの両方で運用するハーフではマイナススワップは避けられません。

イモラ
イモラ

いっそのことスワップがなければいいんだけどね。

ハーフのデメリット
  • 運用レンジの上下でロスカットの可能性がある(ただし、必ずしもロスカットになりやすいわけではない)
  • マイナススワップでも運用することになる

コアレンジャーとは?

次にコアレンジャーを見ていきましょう。

コアレンジャーでは、ハーフとほぼ同じ運用レンジを中央の『コアレンジ』とその上下の『サブレンジ』に分けたうえで、

コアレンジャーとは?
  • コアレンジに買い注文と売り注文の両方(両建て)
  • 上側のサブレンジに売り注文
  • 下側のサブレンジに買い注文

が仕掛けられています。

コアレンジャーについても、カナダドル/円の運用レンジを参考に挙げておきます。

運用レンジ全体はハーフとほとんど同じですが、コアレンジで両建てしているのがハーフとの大きな違いです。

コアレンジでの注文間隔はハーフと同じく0.2円間隔となっていますが、サブレンジでは0.8円間隔とコアレンジよりも広くとられています。

コアレンジャーのメリット

コアレンジャーのメリットは、何と言ってもその「収益の高さ」にあります。

「コアレンジャーは稼げる」という噂を聞いて、トライオートFXを始めた人は私だけではないはず(笑)。

イモラ
イモラ

「豪ドル/NZドルのコアレンジャーが稼げる!」と聞いて2年前にトライオートFXを始めました。

コアレンジャーの収益が高いのは、コアレンジで両建てを採用しているため、コアレンジにいる限りはレートが上がっても下がっても利益が積み重なるからです。

コアレンジャーのメリット
  • 収益が高い

コアレンジャーのデメリット

コアレンジャーのデメリットですが、「運用レンジの上下でロスカットの可能性がある」、「マイナススワップでも運用することになる」というのはハーフと同じです。

ハーフにはなかったコアレンジャー特有のデメリットとして、「常に含み損を抱える」という点が挙げられます。

例えば、コアレンジ内のあるレートで買い注文と売り注文が両方成立したとします。

その後、レートが上がっていくと、買いポジションは決済され利益確定となりますが、売りポジションは含み損を抱えた状態で残っています。

このように、両建てすることによって必ずどちらかのポジションが含み損を抱えた状態で残ることになります。

これは、収益を高めるために両建てを採用したことの副作用みたいなものです。

コアレンジャーのデメリット
  • 運用レンジの上下でロスカットの可能性がある(ハーフと同じ)
  • マイナススワップでも運用することになる(ハーフと同じ)
  • 常に含み損を抱えている

初心者ならコアレンジャーよりもハーフがオススメ

次に、ハーフとコアレンジャーの運用成績や特徴を比較しながら、どちらが初心者向きなのかを見ていきたいと思います。

まず、ハーフとコアレンジャーの運用成績と推奨証拠金ですが、カナダドル/円を2018年1月1日から運用開始した場合、2020年2月9日時点でこのようになっています。

ハーフコアレンジャー
収益+199,479円+487,935円
収益率+93.53%+124.29%
推奨証拠金213,287円392,574円

これらの数字は自動売買セレクトの注文画面で見ることができますので、興味のある通貨ペアの収益を確認してみてください。

ちなみに、推奨証拠金は、「これぐらいの資金で運用するといいですよ」という目安で、トライオートFXが独自に計算している額です。

運用開始のタイミングなどによっては、推奨証拠金の額で運用していても、運用レンジ内でロスカットになることもあり得るので、日々の資金管理には注意しましょう。

話を運用成績に戻すと、収益も収益率もコアレンジャーに軍配が上がっているので、収益を追い求めるならコアレンジャーがよさそうです。

一方、推奨証拠金に関しては、ハーフがコアレンジャーのほぼ半額となっているので、用意できる資金が限られている人はハーフのほうがよいでしょう。

イモコ
イモコ

資金があれば、コアレンジャーで決まりってこと?

イモラ
イモラ

そうは問屋が卸さないんだよね。

しかし、コアレンジャーには、ハーフにはない次のような難しさがあるので、初心者にはあまりオススメしません。

コアレンジャーの難しさ
  • 運用終了時に損切りが必要
  • 運用初期になかなか利益が出ない

この2点について説明していきます。

コアレンジャーでは運用終了時に損切りが必要

下のチャートはカナダドル/円のハーフの損益推移を示したものです。これも自動売買セレクトの注文画面で確認できます。

赤色の部分が評価損益(含み損)、緑色の部分が実現損益(確定利益)を示しており、この2つを足したものが青色の線で示されています。

丸で囲んだのは、含み損がほぼゼロとなっている期間です。この期間であれば、ハーフの運用を損切りせずに(損切りするにしてもわずかで)終えることができます。

ハーフの場合は、レートが運用レンジの中央値に近づくと、ポジションが決済されて徐々に減っていくので、このように含み損がゼロになるチャンスがあるのです。

次にコアレンジャーの損益推移を見てみましょう。

コアレンジャーの場合、含み損がゼロになることはなく、含み損が減ったとしても6万円程度までしか減りません。

なぜこうなるかと言えば、先ほど説明したように、コアレンジで両建ての注文が約定すると、そのどちらかは常に含み損のポジションとして残るからです。

つまり、コアレンジャーでは、「含み損がゼロになったタイミングで運用をやめる」ということができないのです。

長期間運用を続ければ、そのうち確定利益が含み損を上回っていくので勝ち逃げはできますが、そのときに結構な額を損切りする必要があります。

6万円の損切り、できますか?

イモラ
イモラ

僕にはできない(笑)。

「含み損のポジションは決済されるまで持っておこう」と損切りをせずに運用をやめた場合、うまくいけばいいですが、読みを間違えると含み損がどんどん増えることもあり得ます。

最悪の場合、そのままロスカットなんてことも…。

この出口戦略の難しさが、コアレンジャーが初心者向きではない一番の理由です。

なお、いくらの含み損が残るかは通貨ペアや運用開始時期によって変わります。

コアレンジャーでは運用初期になかなか利益が出ない

もう1つ、コアレンジャーの難点として挙げられるのが、運用初期になかなか利益が出ないということです。

先ほどと同じチャートですが、最初の半年程度は『実現損益+評価損益(確定利益+含み損)』を示す青線がプラスになったりマイナスになったりしていますよね。

確定利益が少ない運用初期は、両建てによる含み損の影響が相対的に大きく、全体としてマイナスになりやすい状態が続くのです。

この時期を耐えられずに、「稼げるって聞いて始めたのに話が違う!」とやめてしまうと、結局損失を出して終わることにもなりかねません。

イモコ
イモコ

マイナスの状態が続くとつらいわね。

コアレンジャーを始めるのはハーフの後でも遅くない

以上のように、コアレンジャーには初心者を悩ませる2つの難しさがあるので、まずはハーフで運用を始めてみることをオススメします。

大事なところなのでもう一度書いておきます。

コアレンジャーの難しさ
  • 運用終了時に損切りが必要
  • 運用初期になかなか利益が出ない

ハーフはシンプルでわかりやすいので、初心者がリピート系自動売買の理解を深めるのに最適ですし、運用資金もコアレンジャーの約半分で済みます。

コアレンジャーにトライするのは、ハーフで自動売買に慣れてからでも遅くないと思いますよ。

イモラ
イモラ

「まずはハーフから」が無難です!

以上、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

トライオート
\AUD/NZD、EUR/GBPなど通貨ペアが多彩!/