今や塾通いしている小学生は珍しくも何ともありません。
イモラ家には公立小学校に通う小4と小2の息子がいますが、息子たちの友達にも塾に通っている子が何人かいるようです。
息子たちが小さかったころは、

元気にたくましく育ってくれればそれでよし!
と思っていましたが、小学生になると勉強のことも気にかかるようになってきました。
以前は「小学生のうちから塾に行かせるなんて…」と否定的な意見でしたが、今は小学生のお子さんに塾通いさせる親心もよくわかります。
しかし、もしお子さんの塾代が家計の負担となっていると感じるのであれば、それを見直すことも検討してみてはいかがでしょうか?
塾代は毎月支払わなければならない固定費です。しかも決して安くはありません。家計の収支を改善するために高額の固定費を削減することは基本中の基本です。
我が家では、
『親が子どもに勉強を教える家庭学習』
というスタイルを採用することで、学習費を抑えています。
これまで長男を4年間、次男を2年間教えてきましたが、家庭学習は家計に優しいだけでなく、良好な親子関係を築くのにも一役買ってくれているように思います。
小学生のパパさん・ママさんで、塾代を負担に感じている人や塾の必要性に疑問を感じている人は、よかったら家庭学習を試してみませんか?
小学生の塾費用の平均額
文部科学省の『平成30年度子供の学習費調査』によれば、学校外での補助学習費(塾代や家庭教師代)の年間平均額は次のようになっています。
公立小学校の小学生:82,469円
私立小学校の小学生:348,385円
「思ったより安い」と感じられたかもしれませんが、これは塾に通っていない子どもも含む平均値。実際の塾代は上の額よりもっと高くなるはずです。
学年や科目数にもよりますが、塾代に月5万を払っている家庭も少なくないようです。
小学生が塾に行く必要は?
個人的には、中学受験を考えている子や学習意欲が強い子なら塾に行く意味はあると思います。
しかし、うちの子どもたちは中学受験の予定もなければ、お世辞にも学習意欲が強いわけではありません(笑)。勉強よりゲームやスポーツが大好きな普通の小学生男子です。
「月何万円も払って子どもたちを塾に行かせるのはもったいない」
と、費用対効果で考えてしまう私はドライすぎますかね?(笑)
上のツイートにも書いたように、子どもたちが中学生や高校生になって、自分から「塾に行きたい」と言い出せば、そのときの費用を惜しむつもりはありません。

いや、ちょっとは惜しむかも(笑)。
しかし、明確な目標もない小学生のうちから塾に行かせるのは、無駄とまでは言わなくても、ちょっともったいないかなと。
とは言え、「願わくは勉強ができるようになってほしい」という親心はあり、そのためには「何らかのサポートはしてやらないと」という義務感もあります。
「勉強はできてほしいけど、塾に通わせるほどでもない」という考えでたどり着いたのが、『親が子どもに勉強を教える家庭学習』というわけです。
我が家では、家庭教師の経験がある私イモラが子どもたちに勉強を教えています。

私はスポーツ担当です!
イモラ家の家庭学習の方法
家庭学習の方法はいたって普通です。
小学生が身に付けるべき勉強の基礎は、『国語の読解力』と『算数の計算力』と考えていまるので、国語と算数を中心に市販のドリルを子どもたちにやらせています。
そして、答え合わせとわからないところの説明を私が行うという感じです。
日にもよりますが、平均すると平日は夕飯の前後に30分~1時間ほど、休日はだいたい1~2時間程度の時間をとっています。
これぐらいの時間なら、忙しいパパさんやママさんでもなんとか確保できるのではないでしょうか?

教えるのが1人なら半分の時間で大丈夫!
私が徹底しているのは、「できなかった問題はできるまで繰り返す」ということ。
同じ単元を何度もやり直すこともあるので、ドリルはコピーを取って使っています。
また、できなかった問題の説明をする際には、一方的に答えの導き方を説明するのではなく、ヒントだけ与えて自分で答えにたどり着かせることを心がけています。
英語もやりたいと思っているのですが、なかなかそこまで時間が回らないのと、これといった勉強方法がわからずにやらずじまいになっています。
もし、英語の家庭学習でいい方法をご存知の方がいたら教えてください!
小学生にオススメのドリル
ここでは、私がこれまでにいろいろと試したドリルの中でよかったものを挙げておきます。
『全国標準テスト』の国語読解力
国語の読解力の基礎を養うために、これを1年生と2年生の2年間やらせました。
最初は問題の意味がわからなかったり、答え方がわからなかったりで、教えるのもかなり苦労しましたが、2年やれば国語の読解問題に対する免疫はできたようです。
『ドリルの王様』の算数
算数の基本問題は『ドリルの王様』を使っています。各社の教科書に対応しているので、学校の授業に合わせた学習がしやすいです。
『ハイクラスドリル』の国語と算数
応用レベルのドリルとして、『ハイクラスドリル』を使っています。解説が詳しいので、私がわからない場合に助かります(笑)。
簡単な問題で自信をつけさせるのも大事ですが、難しめの問題にもチャンレジしないと学力を伸ばすことはできないと思います。
ハイクラスドリルには標準問題と上級問題がありますが、上級問題は基礎を理解してからのチャレンジ問題としてやり応えのある良問です。
算数と国語を同時に伸ばすパズル
これはオマケですが、頭の体操にやらせています。
中級編あたりになってくると、大人でも頭の体操どころか頭を酷使します。一度お試しあれ。
家庭学習で親子関係も良好に!
家庭学習は、家計に優しいだけでなく、良好な親子関係にも一役買ってくれると思います。
子どもと一緒に勉強に取り組む親の姿は、子どもにとって頼れる存在に映るはず。
「勉強しろ!」と言われるだけの場合と比べると、子どもも「がんばろう」という気持ちになりやすいのではないでしょうか。希望的観測ですけど(笑)。
それに、親が子どもの得手不得手をよくわかるようになることで、子どもたちをうまくサポートしてやれます。
家庭学習だと親に甘えてしまうというのは確かにあると思いますが、いいじゃないですか。小学生の間ぐらい、存分に甘えさせてあげましょうよ。
ちなみに、中学生のお子さんに勉強を教えていたという先輩もいるので、最近しんどくなりつつありますが、私もできるところまでがんばってみようと思います。
みなさんもよかったら、家庭学習を試してみませんか?