セントラル短資FXで2019年5月からメキシコペソのスワップ投資を続けてきたイモラです。
12月に入ってメキシコペソが値上がりし、保有ポジションの平均レートを超えてきたので、ここで一旦利確することにしました。
最初に投入した500,000円は8カ月の運用で646,057円に。年利は43.8%となりました!
これまで、南アランド、トルコリラのスワップ投資で資金を溶かしてきた私ですが、やっとスワップ投資でうまくいきました(涙)。

メキシコペソ様様です。
この記事では、この8か月間のメキシコペソのスワップ投資を振り返りたいと思います。
メキシコペソの運用成績
繰り返しになりますが、メキシコペソを8か月間運用した結果はこのとおりです。
- 元本500,000円で利益146,057円(内スワップ120,417円)
- 年利43.8%
次にこちらは、スワップと為替差損益の推移を示すグラフです。スワップは累計となっています。

8月に1ペソ5.1円台まで落ちたときは少しヒヤリとしましたが、それもすぐに持ち直したので、総じて心穏やかに運用を続けることができました。
始めたタイミングがあまりよくなかったので、しばらく含み損を抱えている状態が続きましたが、10月には累計スワップが含み損を上回るようになりました。
12月には含み損が含み益に転じるとともに、セントラル短資FXでのスワップが当初の160円から100円まで下がってきたので、一旦利確することにしました。
最初はスワップ投資ということで数年単位でのガチホを予定していたんですがね…。

案外あっさりと終わったわね。
メキシコペソのスワップ投資の振り返り
予定より短い運用期間となりましたが、始めた時期が1ペソ5.8円台と割高な水準だったにもかかわらず、年利40%以上を実現できました。これは素直に嬉しい!
この成果は、メキシコペソが新興国通貨らしからぬ安定感で推移してくれたおかげですが、次の方針を堅持するようにしていたことも大きかったと思います。
- ロスカットレートでリスク管理
- スワップを再投資して複利運用
順番に説明したいと思います。
ロスカットレートでリスク管理
今回のメキシコペソのスワップ投資においては、ロスカットレートを4.5円と決めてリスク管理をしていました。
これまでのメキシコペソの最安値は4.9円なので、それよりもさらに余裕を持たせていることになります。
このように余裕目のロスカットレートでリスク管理をしていたため、8月に5.1円台まで下がったときも、「まだ0.6円は耐えられる」と冷静に考えることができました。
以前、南アランドやトルコリラのスワップ投資で失敗したときは、ロスカットレートを把握することなく、日々の証拠金維持率だけ見ながら場当たり的にやってました。
下がったらナンピン買いして、証拠金維持率が100%を切りそうになったら慌てて追加資金を投入して、また下がったらナンピン買いして、そのうち追加資金が尽きて…。
負けるのは必然ですね(笑)。
スワップを再投資して複利運用
今回のスワップ投資では、スワップが一定額貯まると、それを資金にしてポジションを増やしていました。
具体的には、単位通貨量の10,000ペソを追加で買ってもロスカットレートを4.5円に維持できるだけのスワップが貯まれば、その都度、10,000ペソを追加で買っていました。
このようにスワップを再投資することで、複利の力を利用して資金を雪だるま式に増やすことができます。

ま、複利の効果を実感する前に利確しちゃったけどね(笑)。
今後のメキシコペソのスワップ投資は?
今回のメキシコペソのスワップ投資の反省点は、出口戦略を決めていなかったということ。
含み損のときはガチホで決め込みやすいですが、いざ含み益が出てくると、さっさと利確したい気持ちともっと儲けたいという欲の間で冷静な判断がしづらくなります。
今回は結果オーライとなりましたが、事前に決済レートや数量を決めておき、最後まで機械的にトレードするように心がけたほうがよさそうです。
さて、今後ですが、2020年もタイミングを見計らって、メキシコペソのスワップ投資に参戦する予定です。
今年は最初に高値でまとめ買いしてしまったので、1ペソ5.5円ぐらいまで下がるのを待とうかと考えています。痺れを切らして買っちゃうかもしれませんが(笑)。
悩ましいのが、どのFX会社でメキシコペソを運用するかです。
セントラル短資FXは、私が運用している間は安定的に高スワップでしたが、12月末時点では100円まで下がってきています。
セントラル短資FXを抜いて、現在、スワップが150円と断トツに高いのがFXプライムbyGMOです。
ただ、この高スワップが続くかどうかわからないので、もう少し様子見の予定です。
また、メキシコペソのスワップ投資を再開したら、当ブログにて報告します!