当ブログでは、マネースクエアやトライオートFXでの自動売買の話をすることが多いですが、実はヘソクリの一部をメキシコペソのスワップ投資で運用したりもしています。
今回の記事では、セントラル短資FXで2019年5月から始めたメキシコペソのスワップ投資についてお話ししたいと思います。
メキシコペソなら年利40%も夢じゃない?!

ふ~ん、知らないところでいろいろやってるのね。

家計のお金には手を出してませんから!
スワップ投資とは?
スワップは、2国間の金利差によって生じるもので、プラスになることもあればマイナスになることもあります。
例えば、日本円のような低金利通貨を売って、メキシコペソのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができます。その差額がスワップです。
スワップ投資とは、為替差益ではなく、スワップで利益を得ることを目的とした運用手法の1つです。
毎日チャリンチャリンと口座のお金が増えていくスワップ投資は、銀行口座に預金していると利子がもらえる感覚と似ています。
このため、スワップ投資は、貯金好きの日本人の気質に合っているようで、今も昔も人気があります。
しかし、ロスカットに遭ってしまえば、それまでにコツコツと貯めたスワップが吹き飛んでしまいますので、スワップ投資でもリスク管理は欠かせません。
以前は豪ドルがスワップ投資の人気選手でしたが、最近は南アフリカランド、トルコリラ、そしてメキシコペソがスワップ御三家となっています。
メキシコペソは新興国通貨の割には安定している
南アランド、トルコリラ、メキシコペソはいずれも新興国通貨で高金利なので、受け取れるスワップが大きいという点では共通しています。
しかし、チャートを比較してみると違いが出てきます。3通貨の同じ期間の月足チャートを並べてみました。

トルコリラはきれいに右肩下がりで手を出しづらい感じがします。スワップがいくらよくてもそれを上回るペースで含み損が増えればそのうちロスカットです。
いい加減下げ止まりそうな気がしますが、私はパスです。昨年、そう思ってトルコリラに手を出し、資金を半分溶かしたからです(泣)。

2018年8月のトルコリラショックで焼かれました…。
南アランドとメキシコペソだとそんなに違いはないように見えますが、メキシコペソはレートが5円台と安いので、南アランドよりも下落余地が少ないのがいいですね。
あと、何を隠そう、10年ほど前に南アランドでも痛い目に遭っているので今回はパスです。

もうFXやめたら?
スワップ投資に懲りずにまた手を出した理由、それは「スワップ投資の高い利益率が好き」というだけのことです(笑)。
セントラル短資FXを選んだ理由
メキシコペソのスワップ投資を始めるに当たってセントラル短資FXを選んだのは、メキシコペソのスワップが安定的に高かったからです。
以上。
詳しくは「メキシコペソ スワップ 比較」で検索!(笑)
スワップを再投資して複利運用を目指す
南アランド、トルコリラで失敗してきた私ですが、その敗因はレートが下がったら買い足すナンピン買いを無計画にやっていたからです。
そこで、今回のメキシコペソではルールを決めることにしました。2019年5月に入金した50万円を元本とし、次のようなルールで運用しています。
- ロスカットレートが4.5円となるように資金管理をする
- 1万ペソ買えるだけのスワップが貯まったら1万ペソ購入
メキシコペソのこれまでの最安値は2016年に記録した4.9円なのですが、これをロスカットレートに設定するのはカツカツすぎるかと考え4.5円としました。
ちなみに、イモラ家のトラリピでもメキシコペソを運用していますが、そちらではロスカットレートを4.9円にしています。
マネースクエアでは、同じ口座内でほかの通貨と一緒に運用しています。
このため、メキシコペソが4.9円まで下落しても、ほかの通貨の余裕資金のおかげで実際にはロスカットにはならない可能性が高いので、カツカツ条件としています(笑)。
スワップ投資に話を戻します。
2019年5月の運用開始時のレートは5.7円台だったので、ロスカットレートが4.5円となるように、最初に50万円で34万通貨のメキシコペソを購入しました。
その後は、ロスカットレートを4.5円に維持しながら、スワップが貯まれば1万ペソずつ買い足します。こうすることで、再投資による複利運用を図っています。
最近のレート(5.5円程度)だと、12,000円程度のスワップが貯まれば1万通貨買い足せる感じです。
この必要額は現在レートとロスカットレートによって変わるのでご注意ください。
私はエクセルを使って必要額を計算していますが、例えば「スワップが15,000円貯まったら1万通貨買い足す」というようなシンプルなルールでもいいと思います。
メキシコペソのスワップ投資は年利40%を超す勢い!
最後にこれまでの2019年5月~11月までの運用成績を公開します。

スワップ投資という言う以上、スワップが着々と増えてくのは当たり前ですが、グラフにしてみるとにんまりしちゃいますね(笑)。
11月にスワップが10万円を超えたときには思わず喜びのツイート。評価損益を無視すれば年利40%を超えるペースです!
始めた時期が少々悪かったので、評価損益がずっとマイナスで含み損を抱えた状態が続いていますが、10月以降はスワップ+評価損益のトータルでもプラスに達しました。
メキシコペソのレートに大きな変動もなく、今のところ安定しているので、今後も同じルールで続けていきたいと思います。
スワップを再投資することで複利運用を図っているので、スワップが徐々に2次曲線的に増えていくはず。それがグラフで見て取れるようになるのが楽しみです!
最後に、実は私のスワップ投資には致命的な欠陥がありまして…
出口戦略をまだ決めてない!
のです。
それでは!

出口戦略考えてないんかい!

可及的速やかに考えます。
(後日追記)その後、年末に利確しました。