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メキシコペソはトラリピ不適格?!損切りゼロの手仕舞い大作戦!!

メキシコペソはトラリピ不適格?! 損切りゼロの手仕舞い大作戦!!トラリピ

2020年8月から家計のお金をマネースクエアのトラリピで運用しているイモラです。

当初は上の記事に書いてあるように、

  • AUD/JPY(豪ドル/円)の買い
  • CAD/JPY(カナダドル/円)の買い
  • NZD/USD(NZドル/USドル)のハーフ&ハーフ
  • MXN/JPY(メキシコペソ/円)の買い

で運用していました。

しかし、マイナススワップに嫌気がさしてNZD/USDの運用をやめ、

CAD/JPYと値動きがかぶるAUD/JPYの運用をやめ、

今でも変わらず運用しているのはCAD/JPYとMXN/JPYのみになります。

MXN/JPYに関しては、コロナショックで最安値を更新したので、2度にわたってロスカットレートを見直すなど、なかなか手のかかる可愛い子でした(笑)。

そんな愛着のあるMXN/JPYではありますが、トラリピでの運用をやめようと考えています。

今回の記事では、MXN/JPYの運用をやめる理由や手仕舞いの方針についてお話したいと思います。

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MXN/JPYの現状

コロナショックで6.0円から4.2円台まで大暴落したメキシコペソですが、最近は5.0円まで回復してきています。

MXN/JPYの短期チャート
MXN/JPYの短期チャート

今の勢いがこのまま続き、6月に付けた高値を超えれば、さらなる回復も見込めそうです。

我が家のマネースクエアの口座状況も、メキシコペソの最近の上昇によりかなり改善されました。

マネースクエアの口座状況
マネースクエアの口座状況

MXN/JPYの含み損は20万強とほめられるものではありませんが、まあ許容範囲です。

イモラ
イモラ

これぐらいの含み損は慣れっこです(笑)。

イモコ
イモコ

得意気に言うことじゃない!

「このまま耐えていれば、そのうち6円まで戻るだろう」という考え方ももちろんあるかと思います。

MXN/JPYのトラリピをやめる理由

一般的に、メキシコペソのような高金利通貨は長期的に下落しやすいと言われています。

高金利の国ではインフレが生じやすく、その結果、通貨の価値が下がり、他国通貨との関係においても弱くなりやすいというのがその理由です。

実際、MXN/JPYの長期チャートを見ると、右肩下がりになっていますね。

MXN/JPYの長期チャート
MXN/JPYの長期チャート

この傾向は運用開始当初から私も認識していたことで、当時の記事ではこのように書いています。

メキシコペソは、長期のチャートで見ると右肩下がりなので、ひょっとしたらこの先も下がり続け、トラリピ不適格の烙印が押されるかもしれません。

https://imoimoimora.com/200man-toraripi-settei/

ただ、コロナショックが起きる前は、数年にわたってレンジ相場が続いていたので、「これはいけるかもしれない」という甘い考えがあったんですよね(苦笑)。

イモラ
イモラ

メキシコペソの高スワップも魅力でした。

しかし、長期チャートにコロナショックの暴落が加わり、最安値を更新したことで、メキシコペソの下落傾向は今まで以上に顕著に!

トラリピで運用する通貨ペアは、ある範囲でレートが上下しているレンジ相場を形成しているのが好ましいです。

レンジ相場を形成していることで、あるポジションが長い間塩漬けになっていても、「いつかは戻ってくるだろう」と信じて持ち続けることができるのです。

実際にどうなるかは神のみぞ知るですが、「いつかは戻ってくるだろう」と信じることができなければトラリピを続けることは難しいです。

今回、私はメキシコペソに関して、「いつか6円まで戻ってくるだろう」と信じることができなくなったというわけです。

以上のような理由から、残念ながら、MXN/JPYに『トラリピ不適格』の烙印を押さざるを得ないと判断しました。

『ペソ手仕舞い大作戦』の内容

とは言え、今すぐ20万円以上の損切りをする気はありません。

イモラ
イモラ

そんな潔さはない!( ー`дー´)キリッ

小さな利益を積み重ねるトラリピでは、一度損切りをするとカバーするのが大変なので、損切りはできるだけ避けたいところ。

現状、トッピングリピートの追加トラップも含めると、5.0~6.0円に概ね0.2円の値幅で約50本のポジションを持っています。平均単価は5.451円です。

そんな状況で、私が考えた『ペソ手仕舞い大作戦』の骨子は次のとおり。

ペソ手仕舞い大作戦
  • 現在のポジションはすべてガチホする
  • レートがガチホポジションの平均単価を超えたら全決済する
  • ガチホポジションは5.0円以下にも仕掛けておく

「現在のポジションをガチホする」ために、具体的には、現状の利益幅700円では利確しないように、利益幅を5,000円程度の大きな額に変更します。

イモラ
イモラ

決済レートが5.451円以上となる利益幅ならいくらでもOKです。

全ポジションをガチホしておけば、平均単価5.451円を超えた時点で評価損益がゼロとなり、全体としては損切りゼロで手仕舞いすることができます。

6円だと果てしなく遠い感じがしていましたが、5.451円ならなんとかなりそうな気がしませんか?

一方、今後、レートがまた下がることも十分にあり得ます。

レート下落時に安いポジションを拾って平均単価を下げられるように、5円以下にも値幅0.2円でガチホ用のトラップを仕掛けておきます。

現状はとりあえず4.8~5.0円の間に仕掛けていますが、下落状況によってはさらに下に延ばすかもしれません。

イモコ
イモコ

資金はどうしたの?

イモラ
イモラ

これまでの追加トラップを整理して追加資金ゼロで対応できたよ。

後日追記:少しずつ損切りする作戦に変更

最初はレートが平均単価を超えたところで一気に決済するつもりでしたが、そうすると、それまではたくさんのポジションを抱えた状態が続きます。

メキシコペソのポジションを減らしていくため、ある程度まとまった含み益が出たら利確し、利確額と同等の損切りを少しずつ行うようにしています。

そして、メキシコペソから解放された資金をカナダドル/円のトッピングリピートに利用しています。

メキシコペソはスワップ投資のほうがよい?

メキシコペソは一時期より下がったとは言え、スワップが大きい高金利通貨なので、トラリピよりもスワップ投資のほうが向いているのかもしれません。

私もFXプライムbyGMOでメキシコペソのスワップ投資をやっており、こちらのほうもまだ含み損ですが、トラリピよりは見込みがありそうです。

スワップ投資の場合は、好条件のスワップを提供しているFX会社を選ぶことが重要です。メキシコペソのスワップの安定感ではセントラル短資FXがピカイチです。

メキシコペソのスワップが好条件のFX会社
イモラ
イモラ

私も昨年はセントラル短資FXで運用していました。そのままにしておけばよかったかな。

MXN/JPYの運用をやめることは、最近私が考えているCAD/JPYの買いとEUR/JPYの売りをメインに運用していく方針とも合致するので、作戦を着々と実行したいと思います。

さあ、『ペソ手仕舞い大作戦』がうまくいくのかいかないのか、乞うご期待!!

\地味だけど(笑)メキシコペソに断然強い!/

セントラル短資FX