マネースクエア のトラリピで家計のお金を運用しているイモラです。
2019年8月にトラリピをスタートし、その後は毎月『トッピングリピート』を行っています。
今まではトッピングリピートのメリットばかりに目が行ってましたが、コロナショックでトッピングリピートを続ける上での注意点も見えてきました。
今回の記事では、トッピングリピートの注意点についてお話します。
トッピングリピートとは?
『トッピングリピート』とは、トラリピ開始時に設定した基本トラリピに加えて、定期的に追加トラップを現在値付近に仕掛けていく運用手法です。
トッピングリピートの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
我が家では毎月10万円の積立金と前月の利益を使ってトッピングリピートを行っています。
トッピングリピートのメリットをざっと挙げるとこんな感じです。
- トラリピで積立運用ができる
- 利益を再投資することで複利の効果が得られる
- 現在値の近くにトラップを追加することで利回りが向上する
3つ目の利回り向上の効果については、こちらの記事で検証しています。
一度に多額の資金を用意できなくても、少しずつトラップを増やしながら『お金のなる木』を育てていくのは、トッピングリピートならではの楽しさです。


トッピングリピートのひと手間が楽しい!
トラリピでは余裕資金が大事
こちらの記事で詳しく書いたように、トラリピで資産運用するなら、運用資金とは別に余裕資金を確保しておくことが大事だと考えています。
なぜなら、数百円の利益を積み重ねるトラリピでは、大きな損切りをしてしまうとリカバーするのが大変です。
損切りせずに○○ショックに耐えるには、場合によっては一時的に余裕資金を追加する必要も出てくるでしょう。
そのような余裕資金の確保という点でネックになりかねないのがトッピングリピートなのです。
トッピングリピートによって積立金を毎月投入するとともに、利益を余すことなく再投資することで、運用資金は雪だるま式に増えていきます。
相場が平穏なときには、運用資金を増やすことで、資産増加のスピードを加速できるというメリットを享受できます。
しかし、〇〇ショックが起きると、トッピングリピートで運用額が増えている分、安心料として必要な余裕資金も増えることになります。
このことに気を払わずにトッピングリピートをひたすら続けていると、〇〇ショックでどうなるか?
おそらく、余裕資金が安心料としては不十分になり、実際にロスカットになる前に、メンタルが持たずに損切りしてしまうことになるでしょう。


トッピングリピートはやめたほうがいいってこと?


余裕資金がないならね。
運用額が増えたらトッピングリピートの見直しも考えよう
今回はトッピングリピートの注意点に焦点を当ててみましたが、トッピングリピートに多くのメリットがあるのは最初に言ったとおり。
しかし、運用額が増えてきたら、トッピングリピートによって毎月増えていく運用額に見合う余裕資金を確保し続けられるかを検討しましょう。
もし、余裕資金の確保が追い付かないということであれば、運用額の増加を抑えるために次のいずれかを選択したほうがいいでしょう。
- トッピングリピートを完全にやめる
- 積立額を減らす(なくす)
- 利益を再投資しない
大事なお金を守るために、攻めるばかりではなく守りもしっかり考えましょう。
以上、みなさんの運用の参考になれば幸いです。


うちはどうするの?


とりあえず運用額が500万円に達するまではトッピングリピートは続けていくつもり。