トラリピでユーロ/円売りを追加資金ゼロで始めてみよう!

追加資金ゼロ?!トラリピでユーロ/円売りを始めてみよう!トラリピ

マネースクエアのトラリピで家計のお金を運用しているイモラです。

先日公開した下の記事で書きましたが、カナダドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円の買いトラリピに加えて、ユーロ/円の売りトラリピを追加資金ゼロで始めました!

イモコ
イモコ

そんなことできるの?

イモラ
イモラ

それができちゃうんだな。

最初に断っておくと、追加資金ゼロだからと言って、むやみにリスクを上げてるわけではありません。

むしろ、コロナショックのような円高時のリスクヘッジになるので、すでにクロス円の買いトラリピをしている人はやらない手はありません。

その内容について、この記事で詳しく紹介します。

ユーロ/円売りで円高時のリスクヘッジ

イモラ家のトラリピでは、現在、カナダドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円という3つのクロス円(対円通貨ペア)を買いで運用しています。

我が家のようにクロス円の買いトラリピに偏っている場合、クロス円の売りトラリピを追加することで、円高時のリスクヘッジとして機能してくれます。

「じゃあ、売りトラリピに最適なクロス円の通貨ペアってなんだ?」と調べてみたら、ユーロ/円が最適だったというわけです。

その理由は主に次の2つ。

ユーロ/円が売りトラリピに最適な理由
  • 売りスワップがプラス
  • 現在のレート水準が売りでもOK

売りスワップがプラス

私は、ポジションが塩漬けになっているときにスワップで資金が削られることに耐えられない性分です(笑)。

そのため、基本的に「トラリピではマイナススワップで運用しない」ことにしています。

クロス円の売りトラリピを検討していた2020年6月5日時点で、マネースクエアの売りスワップは次のとおりでした。

USD/JPYEUR/JPYAUD/JPYNZD/JPYCAD/JPYGBP/JPY
売り
スワップ
-99円1円-28円-44円-30円-31円

売りスワップがマイナスではないクロス円の通貨ペアは、ユーロ/円のみという結果になりました。

イモラ
イモラ

候補がいきなりユーロ/円だけになっちゃった。

この時点で、ユーロ/円しか候補に残りませんでしたが、もう1つの理由についても、せっかくなのでほかの通貨ペアも含めて確認します。

なお、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は、最初から売りスワップが大きなマイナスなのはわかっていたので、検討対象から外しました。

現在のレート水準が売りでもOK

売りトラリピをするなら、現在のレートができるだけ高いほうが有利です。現在のレートが低すぎたら、塩漬けポジションになる可能性が高いからです。

そこで、各クロス円の現在のレートが売りに適しているかどうかを確認することにしました。

リーマンショック以降の最高値と最安値から中央値を求め、2020年6月5日の終値が中央値より低い場合は「買い」、高い場合は「売り」に適していると判定しました。

USD/JPYEUR/JPYAUD/JPYNZD/JPYCAD/JPYGBP/JPY
中央値101円122円81円69円88円156円
6月5日
終値
110円124円76円71円82円139円
買・売

この判定方法で現在「売り」に適しているという結果が出たのが、米ドル/円、ユーロ/円、NZドル/円の3つ。

とは言え、ユーロ/円とNZドル/円はかなり中央値に近いところにいるので、今が売りトラリピを始めるのにベストタイミングというほどではありません。

それでも、スワップの条件を唯一クリアしたユーロ/円が売りの許容範囲内にいることがわかったので、これでユーロ/円売りをすることに決めました。

ユーロ/円売りのトラリピ運用条件

ユーロ/円売りの運用条件は、2008年からの長期チャートを眺めながら決めました。

ユーロ/円の長期チャート
ユーロ/円の長期チャート

リーマンショック後の最高値と最安値の中間値122円を基準にし、122円から上に売りトラリピを仕掛けるのが理にかなっているように思います。

実際、最初はそうしていたのですが、すぐにレンジアウトしてしまいました(笑)。

しかし、コロナショックの二番底に備えるならば、ユーロ/円売りをもう少し下まで仕掛けてもいいかなと考えなおしました。

その結果、このような運用条件で再スタートすることに。

通貨ペアEUR/JPY
買・売
注文金額1,000
レンジ118~134円
トラップ本数41本
トラップ値幅0.4円
利益金額1,000円
ロスカットレート150円
運用資金1,230,000円

ロスカットレートはリーマンショック以降の最高値の150円に設定し、それに必要な運用資金を求めています。

トラリピの設定方法の詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

イモラ
イモラ

ユーロ/円ははじめてなので、試行錯誤しながらの運用です。

ユーロ/円売りのための追加資金はゼロ!

ユーロ/円の売りトラリピを開始し、現在の我が家の基本トラリピはこのようになっています。

基本トラリピの運用条件
基本トラリピの運用条件

基本トラリピに加え、毎月の『トッピングリピート』によってトラップを追加するという運用の仕方をしています。

現在、カナダドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円の買いトラリピで、基本トラリピと追加トラップを含め合計約300万円を運用しています。

これに加えて、ユーロ/円売りを始めるために、上の表の123万円を新たに投入したかと言えばそういうわけではありません。

追加資金はゼロです!

イモコ
イモコ

ここでうさん臭さ爆発!

その理由を説明していきますね。

下の表のように、カナダドル/円などの買いトラリピとユーロ/円の売りトラリピは、資金を必要とするタイミングが基本的に真逆となります。

円高時円安時
CAD/JPYなどの
買いトラリピ
ポジション、含み損が増える
⇒資金を食いつぶす
ポジションを減らしながら利確
⇒資金を解放する
EUR/JPYの
売りトラリピ
ポジションを減らしながら利確
⇒資金を解放する
ポジション、含み損が増える
⇒資金を食いつぶす

現状、買いトラリピの運用資金が300万円、含み損が50万円だとします。

円高に進めば、買いの含み損は50万円よりも大きくなりますが、新たに追加したユーロ/円売りは利益を出すばかりで含み損は増えません。

反対に円安に進んだ場合、ユーロ/円の含み損が増えていきますが、そのときには300万円規模で運用している買いの含み損の解消スピードのほうが速いはず。

円高・円安どちらに動いても、ユーロ/円売りのために新たな運用資金を用意する必要はないのです。

イモコ
イモコ

買いと同額で運用したらまずいの?

イモラ
イモラ

追加資金ゼロでそれは怖い気がする。

買いと同規模の運用資金でユーロ/円売りを行うと、円安時のユーロ/円の含み損の増加スピードが無視できなくなるので要注意です。

つまり、追加資金ゼロが許されるのは、買いトラリピよりも少額でユーロ/円の売りトラリピを行う場合のみと考えたほうがよいでしょう。

ただ、ここは私自身も試行錯誤中で「買いの○○%以内で運用すれば大丈夫!」という明確な基準を持ち合わせているわけではありません。

現状は、こちらのめがねこさんの記事を参考に、「ユーロ/円売りはクロス円買いの50%程度の資金で運用する」ということにしています。

具体的には、買いの運用資金の合計300万円の半分の150万円をユーロ/円売りの運用資金と決め、基本トラリピの運用資金が150万円に収まるようにしました。

そして、基本トラリピの運用資金123万円と150万円との差額の27万円分については、ユーロ/円のトッピングリピートを行っています。

ユーロ/円売りの注意点

ユーロ/円売りのメリットばかりを強調してきましたが注意点もあります。

まず、念のための確認ですが、この記事の趣旨は、

ユーロ円売りはクロス円の買いトラリピと組み合わせるのに最適

ということです。

ユーロ/円売りを単体で運用したり、クロス円買い以外の運用と組み合わせることをオススメしているわけではありませんので、この点勘違いされないようにしてください。

また、この運用方法は、相関の強い2つの通貨ペアを買いと売りで運用する、

『異通貨ペア両建て』

のようなイメージです。

最大のデメリットは、常に買いと売りの少なくともどちらかが含み損を抱えている状態となり、運用を終えるタイミングが難しい点と考えています。

これに関しては、私はトラリピでの長期運用を決め込んでおり、それまでにたんまり稼ぐつもりなので(笑)、あまり気にしないことにします。

この両建て特有のデメリットが気になる人は、ひろせさんが異通貨ペア運用をハーフ&ハーフで提案されているので、参考になると思いますよ。

ユーロ/円売りを追加したことにより、円高側だけでなく、円安側にもロスカットの可能性が新たに生じることもデメリットです。

この点については、ユーロ/円売りの運用資金を買いよりも少なくしておくことで対応できますので、ユーロ/円売りは控えめにしておきましょう!

「カナダドル/円買い+ユーロ/円売り」で最強トラリピに!

カナダドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円の買いトラリピを現在行っていますが、将来的には買いはカナダドル/円に集約していきたいと考えています。

カナダドル/円は、ほかのクロス円と比べて、次のようなよさがあることをこれまでの運用で実感しているからです。

カナダドル/円のメリット
  • ○○ショックでも暴落度合いが比較的マシ
  • 利回りが高い(資金効率がよい)

利回りが高くなるのは、「狭いレンジでそれなりに動く」というトラリピに適した特性をカナダドル/円が持っているからです。

利回りが高いカナダドル/円買いをトラリピのメインに据え、ユーロ/円売りで円高時のリスクヘッジを狙う!

これが現在私が考えている最強トラリピです。

それを我が家のトラリピで証明してみたいところなのですが、いかんせん、まだポンド/円もメキシコペソ/円のポジションがたくさん残っているもので…(苦笑)。

まずは、新しく始めたユーロ/円売りの効果に期待したいところです!

\カナダドル/円買い+ユーロ/円売りが最強?!/

マネースクエア