マネースクエアのトラリピで家計のお金を運用しているイモラです。
コロナショックで急激な円高が進んでおり、イモラ家のトラリピ口座にある資産も含み損がみるみる増加しています。
まだ、ロスカットまでは余裕がありますが、さすがに少し不安を感じるようになってきたので、念のために追加資金を投入したところです。
トラリピでは、AUD/JPY(豪ドル/円)、CAD/JPY(カナダドル/円)、GBP/JPY(ポンド/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)の運用を行っています。
この4つの通貨ペアの中で、含み損が一番大きいのがMXN/JPY。
このような状況を受けて、今回はトラリピでのMXN/JPYの運用条件を見直すことにしました。
MXN/JPYの運用状況
現状、我が家の基本トラリピはこのような運用条件となっています。

どの通貨ペアも、リーマンショック以降の最安値に設定されたロスカットレートまでは耐えられるように資金管理を行っています。
MXN/JPY以外の通貨ペアに関しては、ロスカットレートが運用レンジの下端よりもかなり下となっており、レンジを外れてもまだ余裕はあります。
しかし、MXN/JPYに関しては、運用レンジの下端が5.0円なのに対し、ロスカットレートは4.89円。
つまり、MXN/JPYは、レンジを外れたらロスカットは目前という状況になっています。
実際には、MXN/JPYがロスカットレートに達しても、ほかの通貨ペアの余裕資金があるのですぐにロスカットになるわけではありません。
ただ、「リーマンショックを超えるかも…」と思わせるコロナショックの現状を受けて、もう少し運用条件を安全側に変更しようと思ったわけです。

「念には念を」というわけです。
MXN/JPYの運用条件を変更
今回行ったMXN/JPYの運用条件の変更は以下の2点です。
- ロスカットレートを4.9円から4.5円に変更
- 現在の運用レンジの下側に4.8~5.0円の下抜け対策用トラリピを追加
それぞれ順番に説明したいと思います。
ロスカットレートの変更
運用リスクを下げるためにMXN/JPYのロスカットレートを見直しました。
具体的には、ロスカットレートをこれまでの4.9円から4.5円に変更すべく、MXN/JPYに割り当てる資金を増やしました。
MXN/JPYの基本トラリピだけでなく、これまでのトッピングリピートで追加したトラップもすべて4.5円に変更します。
それにはMXN/JPYに割り当てる資金を増やす必要がありますが、これについては今月のトッピングリピート用の資金を利用することにしました。
トッピングリピートについてはこちらの記事に詳しく書いていますので、興味のある人はどうぞ。
下抜け対策用トラリピを追加
2020年3月8日時点で、メキシコペソのレートは1ペソ5.2円台となっています。
MXN/JPYの運用レンジは5.0~6.2円なので、レンジをいつ下抜けしてもおかしくない状況となっています。
そこで、4.8~5.0円に下抜け対策用トラリピを追加しました。
具体的には、6.0円より上に約定していないトラップが5本あったので、代わりに4.8~4.98円の間に値幅0.04円で5本のトラップを追加することにしました。
このようなレンジ抜け対策については、こちらの記事で詳しく説明していますので、よかったら参考にしてください。


先週、ほかの通貨ペアでやってたレンジ抜け対策ね。
なお、下抜け対策用トラリピの追加は、機会損失を回避することが目的であり、リスクを下げるための方策というわけではありません。
リスクを下げる(ロスカットレートを下げる)ことを重視するなら、下抜け対策用トラリピを追加しないというのも方法としてアリです。
コロナショックをなんとか生き残りましょう!