マネースクエアのトラリピで家計のお金を運用しているイモラです。
FXの裁量トレードで負け続けてきた私ですが、リピート系自動売買の1つであるトラリピに出会ってからは、淡々と利益を積み重ねることができています。
しかし、トラリピなら誰でも勝てるかと言えばそんなに甘くはなく、トラリピで失敗しないようにするためには、次の3つの心構えが大切だと考えています。
- 含み損に耐える!
- リスク管理を徹底する!
- 相場の平穏時に欲を抑える!
トラリピを始めてから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、これら3つの心構えについて深掘りしたいと思います。
心構え1:トラリピでは含み損に耐える!
「トラリピってそもそも何?」という人は、先にこちらの記事を読んでもらったほうがいいかもしれません。
上の記事に詳しく書いていますが、トラリピでは、含み損増加⇒利確を繰り返しながら利益をコツコツと築いていきます。
つまり、トラリピでは、利益を伸ばすための前段階として必ず含み損が増える時期があります。
含み損は誰だってイヤなものですが、トラリピで運用するなら「含み損にひたすら耐える覚悟」が必要です。
この覚悟がなく、少し含み損が膨らんだからと損切りしてしまうとどうなるか?
トラリピでは1回の利益は少額なので、損切りした損失を穴埋めするのに何十回、何百回もの利確が必要となります。
1回の損切りのダメージが相対的に大きいので、トラリピでは含み損が利益に転じるまで待ち続けるのが定石です。
ただし、含み損がいつなくなるかは誰にもわからないので、近い将来使う予定のある資金でトラリピをするのはご法度ですよ。
時間を味方につければ、いつかは含み損が消えて利益だけが残るときがやってくるはずですから。
…と偉そうに言ってますが、実は私もコロナショックでは含み損が増えすぎてさすがにビビりました(笑)。

このあとも含み損は増え続け、最大150万円まで膨らみました…。
「損切りしたほうがいいのか?」と少し信念が揺らぎそうになりましたが、追加資金を投入することでなんとか乗り切りました。
「ロスカットになるかも…」という状態を追加資金なしで耐えるメンタルの強さは私にはないことを思い知りました。
このような経験から、○○ショックのときでも含み損に耐えるためには、「いざとなったら追加資金を投入できる資金力」が必要だと実感した次第です。
ちなみに、普段のちょっとした含み損ぐらいなら、慣れれば「含み損は将来への種まき」とワクワクするようになりますよ(笑)。

含み損を抱えない運用方法ってないの?

裁量トレードで値動きを当て続ける!(笑)
心構え2:トラリピではリスク管理を徹底する!
資産運用においてリスク管理が重要なのは、トラリピに限った話ではありませんが、トラリピでは特に重要です。
というのも、トラリピでは1回の利益は小さいのに対し、含み損の増加スピードは速く、長年の利益が一瞬で吹っ飛ぶ『コツコツドカン』になりやすいからです。

リスク管理って具体的に何をすればいいの?

ロスカットレートを把握しておくことが大切だよ。
トラリピのリスク管理とは、「ロスカットレートを自分のリスク許容度に応じて設定し、運用条件や運用資金を調整してそのロスカットレートを実現する」ことです。
参考までに、我が家ではリーマンショック以降の最安値・最高値をロスカットレートとして設定し、資金管理を行っています。
ある運用条件でロスカットレートがいくらになるかは、マネースクエアの『トラリピ運用試算表』を使えば求めることができます。
詳しくはこちらの記事のステップ6をどうぞ。
ただ、実際にトラリピを始めると、「ロスカットレートを○○円にするにはいくら必要か?」を知りたい場面が必ず出てきます。
そんなときには、当ブログがマネースクエアとのタイアップ特典で提供している『トラリピ資金管理ツール』を使えば一発で必要資金を求めることができますよ。

一度特典を入手すればいつでも最新版にアップデート可能です!
「ロスカットレートではなく、証拠金維持率でリスク管理したらいいのでは?」という意見もあるかもしれません。
しかし、私は証拠金維持率でのリスク管理はあまりオススメしません。
暴落時にはポジションと含み損が一気に増え、証拠金維持率も急低下するので、証拠金維持率によるリスク管理だと対応が間に合わなくおそれがあります。
この点、ロスカットレートでリスク管理をしていると、ロスカットまでの余地が明確にわかるので、冷静に次の手を検討することができます。
コロナショックで暴落した3月には、私は「ロスカットレートを〇円まで下げる」という目安を立てながら追加資金の投入を行っていました。
目まぐるしく変化する証拠金維持率でリスク管理をしていたら、得体の知れない敵と戦っているような恐怖に負けて不必要な損切りをしていたかもしれません。
なお、複数の通貨ペアで運用している場合は、すべての通貨ペアが同時にロスカットレートに達するとは現実的に考えにくいです。
このため、最終的には証拠金維持率を見ながらの対応にはなってくると思いますが、できればそこまで追い込まれる前に対策を打ちたいところです。
心構え3:トラリピでは相場の平穏時に欲を抑える!
トラリピをやっていると、ボラティリティ(値動きの大きさ)が低く、利益が思ったほど出ないというときもあります。
ボラティリティが低いときに利益率を追求し始めると、トラップ本数や注文金額を「ちょっと増やそうかな」となりがちです。
運用資金を増やさずにそういうことをするのは、リスクを上げていることになります。
リスクが上がることを承知し、条件変更後のロスカットレートも把握したうえで、利益率向上を狙うのはアリだと思います。
しかし、証拠金維持率に余裕があるときに「なんとなく」トラップ本数や注文金額を増やしていると、いつかやってくる〇〇ショックでロスカットになる可能性大です。
トラリピで失敗しないためには、相場の平穏時に欲を抑えることが大事です!

これが結構難しい。心構え1、2ができる人こそやっちゃいがちです。
経験的には、年利10%程度で満足するようにしておけば、リスクの取りすぎは回避できるのではないかと思います。
参考までに、我が家のトラリピの運用利益率のグラフを載せておきます。

2020年はコロナショックや米国大統領選など動きの多い年で、平均年利は26.2%と絶好調でした。
しかし、いつもこれを求めてしまうと、知らず知らずのうちにリスクを上げてしまうおそれがあります。
一方、2019年は歴史的にボラの低い年でしたが、それでも年利10%は確保できました。
このことから、トラリピでは年利10%程度を目標としておけば、ボラティリティの低いときでも大きなリスクを冒すようなことを避けられると考えています。
ちなみに、11月に利益率がマイナスとなっているのは、NZD/USDの損切りを行ったためです。

損切りはしないんじゃなかった?

マイナススワップに嫌気がさしたから、思い切って損切りしたんだ。
トラリピの心構えのまとめ
今回の記事は、コロナショックを経験し、私自身が改めて自分に言い聞かせたいことをまとめた記事ですが、これからトラリピを始める人にも知っておいてほしいことです。
もう一度、トラリピで失敗しないための3つの心構えをまとめておきます。
- 含み損に耐える!
- リスク管理を徹底する!
- 相場の平穏時に欲を抑える!
そして、これら3つの心構えを実現するための具体的な行動としては、
- 近い将来使う予定のある資金を運用しない
- いざとなったら投入できる追加資金を確保しておく
- ロスカットレートを把握する
- 年利10%で満足する
といったことを心がけることが大切かと思います。
以上のことが実践できれば、「目先の値動きを予想せずに、心穏やかに運用を続けられる」というトラリピのメリットを大いに享受できるでしょう。
トラリピが自分に向いてそうかどうか気になる人は、こちらの記事もどうぞ。