トラリピ大好きトラリパーのイモラです。
トライオートFXではヘソクリを、マネースクエアでは家計のお金をそれぞれトラリピで運用しています。

来年には運用額が合わせて1,000万円を超えそうな勢いです!
以前に下の記事では、「トラリピするならトライオートFXとマネースクエアのどちらがいいか?」について書きました。
けど、みなさん一番気になるのは、「どっちのほうが手数料やスワップはオトクなの?」という点かもしれません。
というわけで、この記事では、2020年11月27日時点でのトライオートFXとマネースクエアの手数料とスワップを共通の全13通貨ペアで比較しました。
トライオートFXとマネースクエアの手数料比較
トレードにかかる手数料としては、スプレッドと売買手数料の2つがあります。
スプレッドとは、Bid(売値のレート)とAsk(買値のレート)の差であり、利用者が負担しなければなりません。
トライオートFXのサイトにはスプレッドが明記されていますが、マネースクエアでは残念ながら記載が見つかりませんでした。
そこで、マネースクエアのスプレッドは、ある瞬間のレートをスクリーンショットして、ちまちまとAskとBidの差を計算しました(笑)。
また、スプレッドとは別に、FX会社によっては売買手数料を徴収するところがあります。
売買手数料は、マネースクエアでは無料ですが、トライオートFXでは1,000通貨あたり往復で40円(対外貨通貨ペアなら0.4外貨)かかります。

ドルストレートなら0.4USDということになります。
手数料として、スプレッドと売買手数料の合計を求めたのが下の表になります。有利な条件のほうを赤字で示しています。

最低取引単位である1,000通貨(ZAR/JPYは10,000通貨)あたりの手数料を示しており、1USドル104円、1NZドル73円で円換算を行いました。

通貨ペアによって勝敗はバラバラね。
マネースクエアは売買手数料は無料ですが、概してスプレッドが大きいため、手数料合計で見た場合は大差ありませんでした。
トライオートFXとマネースクエアのスワップ比較
次に、スワップについて見ていきましょう。
これも、有利なほうを赤字で示しています。売スワップと買スワップの両方とも1社が有利だった場合は、そのFX会社名を赤字で示しています。


1,000通貨なら10日間の保有でこの額になるということね。
マネースクエアのAUD/NZD(オージーキウイ)のスワップについては、2021年4月までゼロキャンペーンが実施されています。
しかし、上の表では参考のため、ぐんりさんに教えていただいたキャンペーン終了後の想定額を記載しています。

情報ありがとうございました。
スワップに関しても、通貨ペアによって勝敗はまちまちで全体としてはイーブンと言ったところでしょうか。
手数料よりスワップ重視で!
以上のように、手数料もスワップも勝敗は通貨ペアによってバラバラなので、運用を考えている通貨ペアはどちらが有利なのかを個別にチェックしましょう。
例えば、「手数料はマネースクエアのほうが有利だけど、スワップはトライオートFXのほうが有利」というように手数料とスワップで勝敗が異なる通貨ペアもあるでしょう。
その際には、手数料よりもスワップの条件を重視したほうがいいと思います。
というのも、トラリピでは、ポジションを長期保有することもよくあるので、毎日蓄積されるスワップの影響のほうが大きくなりやすいからです。
私は以前にNZD/USDのマイナススワップに耐えられなくなった経験があるので、基本的にマイナススワップでの運用は避けています。
なお、手数料やスワップを重視するなら、自動売買を利用したトラリピだけでなく、FX会社を選ばない手動トラリピを検討するのも1つです。

私は自動トラリピ派ですが…。
以上、お役に立てれば幸いです。