こんにちは!トラリピ大好きトラリパーのイモラです。
トラリピと言えば、マネースクエアが特許を有しているリピート系自動売買の手法の1つです。
なので、「トラリピはマネースクエアでしかできない」と思っている人も多いはず。
しかし、そんなことはありません!
トラリピは、インヴァスト証券のトライオートFXでもできます!
ただ、権利の関係上か、「トライオートFXでトラリピができます」という言い方は公式にされることはありません。


当ブログは個人ブログなので気にせず使ってます(笑)。
今回の記事では、「トラリピするならトライオートFXとマネースクエアのどっちがいいの?」という疑問にお答えしようと思います。
インヴァスト証券のトライオートとは?
インヴァスト証券は、FXとETFの自動売買が可能な『トライオート』というトレードシステムを提供しています。
FXのほうがトライオートFX、ETFのほうがトライオートETFと呼ばれています。
トライオートには大きく次の2つの機能があります。
【自動売買セレクト】
あらかじめ用意されているプログラムの中から選択するだけで運用可能。
【ビルダー】
自動売買プログラムを自分で作ることができる。
トライオートの自動売買セレクト
自動売買セレクトでは、多数用意された自動売買プログラムの中から好きなものを選んでカートに入れるだけで、すぐに運用を始めることができます。


私が『認定ビルダー』として提供させていただいたプログラムも自動売買セレクトの中から選ぶことができます。


選ぶだけなら私でもできそう。
しかし、こちらの記事に書いているように、自動売買セレクトだと運用を簡単に始められますが、簡単に稼げるわけではないことにご注意ください。
トライオートのビルダー
ビルダーは、自動売買プログラムを自由に作ることができる機能です。
トラリピの運用条件を自分で決めてそれをトライオートで運用したいという場合は、このビルダー機能を利用することになります。
ビルダーは設定方法にややクセがありますが、なかなかの優れものなので慣れてしまうと手放せなくなります。
ビルダーの使い方については、こちらの記事で詳しく説明していますので、「ビルダーでトラリピを設定したい!」という人は参考にしてください。


ビルダーはいろんなカスタマイズが可能です。
トライオートFXとマネースクエアの比較
では、本題に入っていきましょう。
トライオートFXでもマネースクエアでもトラリピができるとなると、どちらを利用したらいいのか迷いますよね。
そこで、トライオートFXとマネースクエアの両方を利用している私の経験を踏まえて、それぞれの優れている点を挙げてみました。
- 取り扱い通貨ペアが多い(トライオートFX:17、マネースクエア:14)
- バックテストが可能
- 注文の稼働停止・再稼働が容易
- 約定しやすい
- トライオートETFの資金と融通がきく
- トラリピの注文が簡単
- 『トラリピ運用試算表』でリスク管理が可能
- 決済トレール機能あり
以下、詳しく説明します。
取り扱い通貨ペア
以前は、マネースクエアの通貨ペアはクロス円(対円通貨ペア)とドルストレート(対米ドル通貨ペア)に限られており、トライオートFXに完敗でした。
しかし、マネースクエアでも豪ドル/NZドルの取り扱いが始まったことにより、その差はかなり縮まったと感じています。
現状、トライオートFXのみで扱っている通貨ペアは、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、スイスフラン/円、米ドル/スイスフランの4つです。
一方、マネースクエアは、高金利通貨として人気のメキシコペソ/円を取り扱っていますが、トライオートFXにはペソはありません。


まだトライオートFXがややリードか…。
トライオートFXではバックテストが可能
トライオートFXで、ビルダー機能を使ってプログラムを作成すると、過去3年ほどのデータに基づいたバックテストが行えます。
その結果を見れば、どの程度の利益が見込めそうか、どれくらいの資金で運用すればよいかの当たりをつけることができます。
しかし、バックテストはあくまでも過去データに基づいたものにすぎず、未来を予想するものではありませんので、過信は禁物です。
トライオートFXは注文の稼働停止・再稼働が容易
トライオートFXでは、発注した注文の稼働を停止させたり、再稼働させたりすることが簡単にできます。
注文一覧を開いて、稼働ボタンのON/OFFを切り換えるだけ。


この機能をうまく使えば、
- 値幅を狭めに発注 ⇒ 一部注文を間引いて値幅を広げる
- レンジを広めに発注 ⇒ 最初は現在レート付近のみ稼働させる
といった柔軟な運用が可能です。


何気に便利な機能です。
トライオートFXのほうが約定しやすい
私の経験上、トライオートFXのほうがマネースクエアより注文が約定しやすいという印象があります。
同じレートの注文であっても、トライオートFXでは約定したのにマネースクエアでは約定しなかったということがときどき見受けられます。
いわゆる「すべり」というやつなのか、原因はよくわかりませんが、マネースクエアはなんとなく約定力が弱い気がします。


スプレッドが原因かもしれません。
トライオートFXはトライオートETFの資金と融通がきく
トライオートETFも利用する人限定のメリットとなりますが、トライオートFXならトライオートETFとの資金のやりくりが簡単に一瞬で行えます。
暴落時などは急いで資金の移動をしたいケースも出てきますが、トライオートFX・ETF間ならそれが瞬時にできるというのはメリットです。
トライオートFXとトライオートETFを組み合わせたプログラムもあるので、いっそのこと資金を一緒に扱ってくれてもいいですけどね(笑)。
トライオートETFは、トライオートFXと同時に口座開設できるので、その点も楽ちんです。
ちなみに、私もトライオートETFではナスダック100トリプル(TQQQ)をトラリピ運用してます。
マネースクエアはトラリピの注文が簡単
ここまではトライオートFXのメリットでしたが、反対にマネースクエアにしかないメリットもあります。
第一に言えるのは、マネースクエアはトラリピに特化したトラリピの本家なだけあって、トラリピで運用する場合の安心感が違います。
注文設定画面もわかりやすいですし、トラリピに関する情報やサポートも充実しています。
初心者でもトラリピの注文が簡単に行えるというのは、マネースクエアの大きなメリットでしょう。
マネースクエアの『トラリピ運用試算表』でリスク管理可能
マネースクエアで用意されている『トラリピ運用試算表』は、初心者の強い味方となってくれるリスク管理ツールです。
トラリピのリスク管理では、いくらでロスカットになるかを把握しておくことが重要ですが、それを簡単に求められるのがトラリピ運用試算表です。
このようなリスク管理ツールが用意されていないのが、トライオートFXの一番のデメリットでしょう。
マネースクエアには決済トレール機能あり
決済トレール機能とは、レートの動きに合わせて決済レートが動く機能です。
決済トレール機能をうまく使えば、レートが一方向に大きく動くときに利益を伸ばすことができます。
決済トレール機能はトライオートFXにはありませんので、「決済トレール機能を利用したい」という人はマネースクエアで決まりです。
ちなみに、私は決済トレール機能を使うことによって約定しにくくなるデメリットのほうが気になるので、決済トレール機能は利用していません。
手数料やスワップの違いは?
トライオートFXとマネースクエアの手数料やスワップについては、通貨ペアによって勝敗が分かれます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
初心者はマネースクエア、慣れればトライオートFXへ
以上のように、トライオートFXとマネースクエア、それぞれに優れた点があるので、「こっちがいい!」というのは決めにくいのが正直なところです(笑)。
ただ、トラリピ初心者なら、マネースクエアのほうが取っつきやすいと思います。
先ほど書いたように、マネースクエアの『トラリピ運用試算表』は初心者には必須のツールなので、まずはこれを使いこなせるようになりましょう。
こちらの記事のステップ6で詳しく説明しています。
トライオートFXは、通貨ペアの豊富さやバックテスト機能などのメリットがある一方、最大のデメリットは『トラリピ運用試算表』のようなツールがないことです。
なので、トライオートFXでのトラリピに興味ある人でも、マネースクエアで口座開設をして『トラリピ運用試算表』を使えるようにしておいたほうがいいです。
マネースクエアのトラリピ運用試算表とトライオートFXのバックテスト機能を併用すれば、運用条件の詳細な検討も可能となります。
また、当ブログでは、トライオートFXとのタイアップ特典で『資金管理ツール(エクセル)』をプレゼントしてます。
この『資金管理ツール』があれば、トラリピ運用試算表がなくても資金管理は可能なので、トライオートFXからスタートすることも可能です。


マネースクエアでも同様のタイアップ特典を提供しています。
以上、トライオートFXとマネースクエアで迷っている人の参考になれば幸いです。