イモラ家では、2019年8月からマネースクエアのトラリピで家計のお金を運用しています。
この記事では、我が家のこれまでのトラリピの運用履歴をまとめています。
トラリピに関する各記事へのリンク集のような構成になっていますので、目次代わりに使ってもらえると幸いです。

我が家のトラリピ運用履歴を集約しました。
トラリピの運用履歴
私がヘソクリでトラリピを始めたのは2018年。
それまでFXの裁量トレードで負け続けてきた私ですが、「トラリピならいけるかも!」と手応えを感じました。
2019年8月:200万円でトラリピ開始
そこで、銀行口座に眠っていた家計のお金を2019年8月からトラリピで本格的に運用することにしました。
最初に選んだ通貨ペアは、AUD/JPY(買い)、CAD/JPY(買い)、MXN/JPY(買い)、NZD/USD(ハーフ&ハーフ)の4つ。
トラリピの運用方針は、安全運転を重視して次のように決めました。
- 目標利益率は月利1%(複利運用で年利12.7%)
- ロスカットレートがリーマンショック以降の最安値(最高値)となるように資金管理
- 毎月トッピングリピートを実施
3つ目の『トッピングリピート』とは、前月の利益と毎月の積立金5万円(2020年3月から10万円に変更)を使って、トラップを追加していく運用手法のことです。
トッピングリピートによって複利の力を利用して、資産を雪だるま式に増やしていくことを狙っています。
我が家のトラリピは、ベースとなる基本トラリピと、トッピングリピートで追加したトラップで成り立っています。
2019年10月:NZD/USDのハーフ&ハーフの運用条件を変更
ハーフ&ハーフで運用していたNZD/USD。
「無駄に運用資金を確保しすぎでは?」と思うようになったので、運用条件を変更して資金効率のアップを狙うことに。
2019年11月:NZD/USDを損切り
順調に利益をあげていたトラリピですが、気付くとNZD/USDのマイナススワップがひどいことになっていました。
含み損に耐えている最中に、マイナススワップで運用資金を削られるのは想像以上に耐え難かったです。

決済してもマイナスはむなしすぎる。
トラリピでは極力損切りしないつもりでしたが、思い切ってNZD/USDを損切りすることにしました。
2019年12月:GBP/JPYを運用開始
NZD/USDに代わって新たに運用を始めたのがGBP/JPY(買い)。
AUD/JPY(買い)、CAD/JPY(買い)、GBP/JPY(買い)、MXN/JPY(買い)と、クロス円の買いに偏ってしまうのが多少は気になっていたんですけどね…。
あまり深く考えずに、『殺人通貨』とも呼ばれるポンドの爆発力を楽しんでいました。
2020年3月:資金管理方法を変更
トラリピの資金管理では、マネースクエアに用意されている『トラリピ運用試算表』をそれまで利用していました。
しかし、トッピングリピートのたびに必要資金を求めるのが面倒になり、必要資金を簡単に計算できる『トラリピ管理表』をエクセルで自作することに。
その後は、このトラリピ管理表でトラリピの資金管理を行っています。
2020年3月~5月:コロナショックで生き残りに必死
「いつか来るだろう」と思いながらも「まだ来ないだろう」と油断してたらやってきた暴落相場。
コロナショック!!
コロナショックでは、レンジアウトする通貨ペアが続出!(泣)
この事態を受けて、まずは、資金もリスクも変えずにレンジの下側にトラップを追加しました。
その後も底の見えない暴落で含み損が増え続けたので、念のため追加資金を投入することに。
また、コロナショックで史上最安値を更新したMXN/JPYに関しては、ロスカットレートの設定を2度にわたって見直しました。
2020年6月:AUD/JPYの運用を終了し、EUR/JPYを運用開始
コロナショックでは、クロス円買いの運用に偏っていた我が家のトラリピの弱さが露わになりました。

円高相場に弱すぎた…。
この経験を活かし、通貨ペアを見直して円高耐性を強めることに。
6月にAUD/JPYの全ポジションが利益に転じたのを機に、まずはAUD/JPYの運用を終了。
浮いた資金で、コロナショックで暴落が一番マシだったCAD/JPYの運用比率を高めるとともに、新たにEUR/JPYの売りトラリピを『追加資金ゼロ』で運用開始。

追加資金ゼロってビックリよね。
2020年9月:AUD/NZDの運用開始
2020年9月にマネースクエアから新通貨ペアとしてAUD/NZD(オージーキウイ)がリリースされました。
AUD/NZDが導入されたことに伴い、我が家でも運用を開始することに。
ほかのクロス円の通貨ペアとの相関が低いので、リスク分散の効果向上を期待しています。
2020年11月:AUD/NZDにコアハーフ戦略を採用
両建ての是非について自分なりに検討してところ、「両建てトラリピに意味はない!」という結論に。
一部両建てのコアレンジ戦略で運用していたAUD/NZDを、両建てを含まないコアハーフ戦略での運用に変更しました。
2020年12月:MXN/JPYの運用を終了
コロナショックで史上最安値をあっさり更新したMXN/JPYはトラリピ向きではないと判断し、9月から損切りせずに撤退できるように手仕舞い大作戦を開始。
しかし、損切りゼロの手仕舞いに難航し、最後は年末に多少の損切りをしてMXN/JPYからの撤退となりました。
2021年1月:4通貨ペア運用開始
MXN/JPY(メキシコペソ/円)を手仕舞いし、残った通貨ペアはCAD/JPY、GBP/JPY、EUR/JPY、AUD/NZDの4つ。
新年の幕開けとともに、4通貨ペアの運用条件をリニューアルし、新たなトラリピをスタートしました。
2021年4月:5通貨ペア運用開始
4通貨ペア運用では、円安の進行でCAD/JPYとGBP/JPYがレンジアウト。そこに、EUR/GBP(ユロポン)が5月にリリースされるとのニュース。
1月に始めたばかりの4通貨ペア運用でしたが、『長期安定運用』を目指した5通貨ペア運用に移行することにしました。
トラリピの最新運用条件
2021年4月現在、CAD/JPY、EUR/JPY、NZD/USD、EUR/GBP(リリース待ち)、AUD/NZDの5つの通貨ペアで運用しています。
基本トラリピの運用条件はこのようになっています。

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